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『2025 タイGP モトGP FP1リザルト&トピックス』
★2月28日(金)、タイGP モトGPクラスのFP1が行われた。
★ドゥカティ
首位マルク・マルケス(ドゥカティファクトリー)。わずか6周目で自己ベスト1’29.423を記録し、その後もリアにミディアムタイヤを履いたまま走行し続けた。
チームメイトのフランチェスコ・バニャイアは10位(VR46ライダーズアカデミー)。いつも通り、ベストセッティングを模索中。
2位フランコ・モルビデッリ(ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー)。新ミディアムタイヤに履き替えて、自己ベストを記録(+0.158)。
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオは18位。セパンテスト初日に鎖骨を骨折し、手術/リハビリを経て、久しぶりのモトGP走行である。身体的には90%まで回復しているが、肩の調子は0%とのこと。
7位アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ)。兄マルク選手と同様、最後までユーズドタイヤで走行した。ペース面では今週末の注目選手。
チームメイトのフェルミン・アルデゲルは14位(昨年はモト2総合5位)。
★ヤマハ
3位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)。ソフトタイヤで自己ベストを記録(+0.342)。
チームメイトのアレックス・リンスは15位。
4位ジャック・ミラー(ヤマハプラマック、昨年はKTM機)。リアに新ミディアムタイヤを装着して自己ベストを記録(+0.417)。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは8位(昨年はアプリリア機)。終盤、ソフトタイヤに履き替えて自己ベストを記録(+0.595)。
★アプリリア
5位マルコ・ベッツェッキ(アプリリアファクトリー、昨年はドゥカティ機、VR46ライダーズアカデミー)。わずか6周目で自己ベストを記録(+0.428)。
チームメイトのロレンツォ・サヴァドーリは22位(テストライダー)。骨折したホルヘ・マルティンの代役。
6位アイ・オグラ(アプリリアTrackhouse、昨年はモト2総合首位)。終盤、新ミディアムタイヤで自己ベストを記録(+0.496)。
チームメイトのラウル・フェルナンデスは21位。
※Trackhouse両選手は本日初公開の『Gulfカラーリング』を披露した。
★KTM
9位マーヴェリック・ヴィニャーレス(KTMテック3、昨年はアプリリア機)。終盤、新ミディアムの履き替えて自己ベストを記録(+0.631)。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは20位(昨年はドゥカティ機)。マシン適応作業に苦戦中。
16位ペドロ・アコスタ(KTMファクトリー、昨年はモトGPルーキー・オブ・ジイ・ヤー)。ソフトタイヤで18周回したが、タイムは伸びなかった。
チームメイトのブラッド・ビンダーは19位。
★ホンダ
11位ヨハン・ザルコ(ホンダLCR)。
チームメイトのソムキャット・チャントラは17位(昨年はモト2総合12位)。
12位ルーカ・マリーニ(ホンダファクトリー、VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟)。
チームメイトのジョアン・ミールは13位。
※ホンダ選手はセッション大半で上位に位置し、他メーカー選手陣がタイムアタックのために新タイヤに履き替えても、最後までユーズドタイヤのまま走行を続けた。
つまり、マシンの本来のパフォーマンスは最終順位より上だと言える。
『2025 タイGP モトGP FP1リザルト』
(Photo:Motogp.com)
小椋選手の順位には驚かされました‼️