
『マルケス:弟アレックスを、なかなか抜けなかった…』
★3月16日(日)、アルゼンチンGPのモトGPクラスでマルク・マルケス(ドゥカティファクトリー)が、決勝首位だった。現在、総合首位(74ポイント)。
★今シーズンここまでの4レースで連続首位を獲得。なお、弟アレックス選手は連続2位である。
★次戦はマルク選手が得意のオースティンなので、連勝記録が更新される可能性が高い。
★決勝後、マルク選手がイタリア『SKY』のインタビューで次のように話した。
【今回の決勝については?】
「弟アレックスと接近してスタートできるかどうかが鍵だったんですが、ただ、レース中、弟をなかなか抜けなくって…。
アルゼンチンはオーバーテイクの難しいトラックなんだけど、相手が自分の弟となると余計に難しいんですよね…こっちがインに入れば、むこうはブロックしようとしてくるし。
でも、けっこう迫って行けたんで、適切な走行ラインを走ろうと思ったらオーバーテイクに取り組まなければならないって思ったんですよ。」
【そう言う時はどんな心境なの?】
「自分の実力を証明する必要がない時は、落ち着いて挑めるものでしょ…上手く言ったらOKだし、ミスったら、それはそれでねぇ。そう言う時は良い操縦ができるもので…かなりクリーンな操縦ができるんですよ。
現在のチームとも上手くいってるし、とにかく、ファクトリーチームですからねぇ。でも、プレッシャーはないし。」
【ドゥカティ2024年機と2025(2024.5)年機の違いは?】
「ほとんど同じなんですが、こっちが有利だとしたら…それはスピード面でしょうね。(2024年機に乗っている)弟は今回の2レースで、驚異的な操縦をしてますけどね。
グリップに関しては、マシンよりライディングスタイルに依るでしょうね…それぞれ別々なんで。今週末ずっと、うちは苦戦気味でした。
タイの時より動きが固い感じで…タイムは出せてたけど、思ったようには出せなかったんですよ。
決勝ではずっと首位を守りたかったけど、弟がすっ飛んで行ってしまって…まぁ、追いつけましたけどね。」
(参照サイト:『Moto.it』)
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兄貴の強力なライバルと認識する位に弟の走りは良かった。