MotoGP

ザルコ:ホンダ機の長所短所を説明『困難を楽しめるようになった!』

『ザルコ、マシンの長所短所を説明:困難を楽しめるようになった!』

★3月14〜3月16日、アルゼンチンGPが行われ、モトGPクラスのヨハン・ザルコ(ホンダLCR)が予選3位、スプリント4位、決勝6位だった。現在、総合6位(−49ポイント)。

★決勝後、ザルコ選手が次のように話した。

【今回の決勝については?】
「大満足ですよ。スタートも上手くいったし、信頼感も掴めたし…特に、いきなりペッコ(バニャイア)を抜けたんですからねぇ。まぁ、その後、抜かれてしまい…抜き返すことはできなかったけど。
でも、満足ですよ…確かに、ちょっと残念だけど。最後までディ・ジャンナントニオのことを抑え込もうと頑張ったのに、駄目だったんだから。マシンがけっこう暴れてたんですよねぇ。
とにかく、今日は良い日でした…表彰台を目指し、上位陣に喰い付いていこうと全力を尽くしたんだから。まぁ、叶いませんでしたけどね。」

【バニャイア選手との戦いはどうだった?】
「ペッコが良い操縦でねぇ…最初、こっちはグリップがかなりあったんでアグレッシブに走れたんですよ。
あと、モルビデッリには驚きましたよ…抜かれちゃってねぇ。でも、自分の走りには満足してるし、パーフォマンスって意味では特に良かったんでね。
今週末は表彰台に上がれる大チャンスだったんだから…そこは重要でしょ。」

【タイGPの時と何が違ったの?】
「タイGPもポジティブだったし、信頼感も掴めてたけど…今回は最初から全て上手く機能してたんですよ。
楽しかったですねぇ…オースティンもこんな風だと良いんだけど。あそこのトラックでは、どんなレベルで走れるのか…興味津々なんですよね。」

【冬季間中、ホンダ機での走りを変えることができたの?】
「ホンダ機で良い操縦ができるようになったんですよ…マシンの強みを活かすようにしてね。例えば、フロントなんか信頼感がけっこう高いんですよ。あと、コーナ旋回とかね…アクセルを駆使して走れるんで。
あいにく、エンジンがまだ弱すぎるんで…そのせいで無理しなければならないけど。ちょっと振動も出るんで、それを抑えつつね。」

【エンジンは今後、改良されるのでしょ?】
「どうなんですかね…とりあえず、今、使えるものに集中した方が良いでしょうね。」

【ルーチョ・チェッキネッロ(チームマネージャー)が、『ザルコのおかげで、落ち着いた空気になった』と言っていたが…】
「今、楽しんですよね…もっとステップアップしていきたいって気持ちだし。二輪レーサーとして、困難を楽しむってことを覚えましたね。」

(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram

POSTED COMMENT

  1. フルバンク より:

    ザルコにとっては、やり甲斐があるでしょう。DUCATIで同じ様なリザルトでも見向きもされずにホンダで努力が報われて注目選手の仲間入りで、やり甲斐ある内容。

  2. maxtu より:

    振動にも触れてるね
    去年のHONDAは謎の振動が酷くて途中リタイヤしたこともあったから改善できたなら朗報
    欧州ラウンドではKTM、Apriliaが巻き返してくるからアメリカズ、カタールやね

  3. Hiro より:

    本当に良かったですね。
    しかしホンダ機は、エンジンのHONDAなのに
    どうしちゃったんだか??
    エアロは初めから、SNSで当方がカナリ指摘していた改善が見られるが、後ろまわりのエアロが今一つ決まらないようですね、センター周りの工夫でも大分違ってくるが、どうするのやら…。
    サーキットごとに特性も違うから、今後はどうなるのか?が分からぬが、少し期待感は残る。
    再年長のザルコ選手には、個人的にも頑張ってもらいたい。

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