
『アプリリア:マルティンよ、契約は有効である、他チームはオファー出すべからず』
★5月23〜25日、ブリティッシュGPがシルヴァーストン・サーキットで行われる。
★5月22日、アプリリア側がホルヘ・マルティンの契約解除問題について、次の声明を出した。
《アプリリアレーシングおよびホルヘ・マルティン間の契約は現在も有効であり、双方とも(2026年末の)終了時まで遵守しなければならない。
アプリリアレーシングはこれまであらゆる面において遵守しており、今後も遵守し続ける意向である。
当初の契約期間を変更するため当事者間で交渉が行われたとされる件について、アプリリアレーシングはこれを否定する。
直接関係のない問題についてはノーコメントとするが、契約中の選手に対し、他チームはいかなるオファーも出さないことを望む。そのような行為は違法となるだろう。
これまで通り、ホルヘの回復をチーム全体でサポートしていく姿勢であり、RS-GP機でトラックに戻ることを心待ちにしている。》
★マルティン側は同契約に付いてる条項《序盤6GP終了後、総合順位で上位に就いていない場合は2025年末の離脱が可能》を利用して、アプリリア離脱を画策している。
現在、同選手は総合26位(0ポイント、最下位)だが、負傷により序盤6GP中1GPにしか参戦していない状況下で同条項を行使することに批判が集まっている。
★アプリリア側は怒りや落胆を感じており、そのような状態で2026年末まで同契約を維持してゆくのは難しいだろう。
また、アプリリアは他チームがマルティン選手にオファーしないよう牽制しているが、当初よりホンダが同選手に関心を寄せていると注目されている。
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
ホンダを初め、日本メーカーはえげつない行為は嫌うから、アプリリアが「手出しするな」と言ってる以上、獲りには行かないと思うなあ。そうするとアプリリアで飼い殺しの可能性も出て来るかもね。両者共に良い事ではないけれど。
KTMは契約上の「先例」を喰らってるし、VR46はフランキーとの良好関係を壊してまで獲るとは思えない。ドルナが何かするって言うのは、あるのかね、知らんけど。