
『2025 ブリティッシュGP モトGP PRリザルト&トピックス』
★5月23日(金)、ブリティッシュGP モトGPクラスのPRが行われた。
★予選2へダイレクト進出は以下の10名。
弟マルケス、クアルタラロー、ミラー、兄マルケス、ベッツェッキ、ディ・ジャンナントニオ、バニャイア、ザルコ、リンス、アルデゲル。
★トップ10内はドゥカティ5名、ヤマハ3名、アプリリア1名、ホンダ1名。
★ルーキー陣は10位アルデゲル、22位チャントラ。オグラ選手は膝を負傷。
★ドゥカティ
首位アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ)。1.57.295を記録し、コースレコード(2024年の兄エスパルガロによる 1.57.309)更新。終盤に好タイムを複数回記録。
チームメイトのフェルミン・アルデゲルは10位(昨年はモト2総合5位)。
4位マルク・マルケス(ドゥカティファクトリー)。一番最初の57秒台を記録したが、その後、タイムを削れなかった。第3コーナーでスリップ転倒し、タイムロスしていた。タイムアタックもキレが良くなかった。
チームメイトのフランチェスコ・バニャイアは7位(VR46ライダーズアカデミー)。最後のタイムアタックで自己ベストを記録。
6位ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(ドゥカティVR46)。フロントのフィーリングを模索中。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは15位(VR46ライダーズアカデミー)。第6コーナーでスリップ転倒。午前は2位だったが、新タイヤだった。ベッツェッキ選手に走行妨害をしてしまったので、処罰の可能性あり。
★ヤマハ
2位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)。同トラックはヘレスやル・マンと異なるタイプだが、初投入の新エアロダイナミクスも効果があるようで、今回も好調。なお、午前セッションではスイングアームも投入されていた。
チームメイトのアレックス・リンスは9位。兄マルケス選手のスリップストリームを活用。
3位ジャック・ミラー(ヤマハプラマック、昨年はKTM機)。序盤、第17コーナーでスリップ転倒。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは13位(昨年はアプリリア機)。
※ヤマハ選手が予選2へ3名ダイレクト進出するのは、2021年ヴァレンシア以来久しぶり。
★アプリリア
5位マルコ・ベッツェッキ(アプリリアファクトリー、昨年はドゥカティ機、VR46ライダーズアカデミー)。おそらく、今シーズンで一番好調。アプリリア機の弱点とされるタイムアタックで、速い走りを見せていた。ただし、今回はアプリリア機の得意トラックではある。
チームメイトのロレンツォ・サヴァドーリは20位(テストライダー)。ホルヘ・マルティン代役。
19位ラウル・フェルナンデス(アプリリアTrackhouse)。
チームメイトのアイ・オグラは1周走行のみ(昨年はモト2総合首位)。午前セッションでハイサイド転倒し、右膝を痛めた。捻挫のようだが要診察で、土曜セッション参加は未定。
★ホンダ
8位ヨハン・ザルコ(ホンダLCR)。
チームメイトのソムキャット・チャントラは22位(昨年はモト2総合12位)。最下位。腕上がり手術後、療養中だったが、今回から復帰。
12位ジョアン・ミール(ホンダファクトリー)。
チームメイトのルーカ・マリーニは16位(VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟)。
テストライダーのアレイシ・エスパルガロは21位(ホンダ・テストチーム、昨年はアプリリア機)。ワイルドカード参戦。新スイングアーム初投入で忙しい。
★KTM
11位ペドロ・アコスタ(KTMファクトリー、昨年はモトGPルーキー・オブ・ジイ・ヤー)。
チームメイトのブラッド・ビンダーは17位。
14位マーヴェリック・ヴィニャーレス(KTMテック3、昨年はアプリリア機)。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは18位(昨年はドゥカティ機)。
『2025 ブリティッシュGP モトGP PRリザルト』
(Photo:Motogp.com)
小椋選手が走ってなかったけど
FP1の転倒の影響なのかな。心配。
YAMAHAがTOP10に三台。しかも2・3位にはいるとは好調ですね。
24の昨シーズンのデータがあったとしても、コースレコードは凄い!
今年は加速姿勢が綺麗でスムーズ、素晴らしい進歩を感じる。
さて、本番でどこまで兄と戦えるか。
兄は三味線引くから。