
『マルケス:フロントのフィーリングが超変だったけど、ツイてた』
★5月25日(日)、ブリティッシュGPのモトGPクラスでマルク・マルケス(ドゥカティファクトリー)が、決勝3位だった。現在、総合首位(後続と24ポイント差)。
★当初より、「シルヴァーストンは苦手だから、2〜3位で満足」と話していたが、実際、スプリント2位/決勝3位だった。
★ゴール直後、マルク選手がパルクフェルメで次のように話した。
【今回の決勝については?】
「今日はツイてました…1回目のスタート後にミスってしまったんで、自分で自分に腹が立ちますけどね。
でも、それ以外は良かったです…今日のレースは救われました。」
★その後、マルク選手がイタリア『SKY』で次のように話した。
【今回の決勝については?】
「今日は、ベストを尽くしたって感じではないです…完璧なレースをして、2位争いとか、ベッツェッキ相手に優勝争いも出来てたはずなんですけどね。
でも、2回目のスタート後、第9コーナーでミスってしまったから…あの、膨らんでしまった時です。あそこで全てを失いました…クアルタラローがトラブった後、3〜4位まで追い上げようとプッシュしすぎてしまったんです。
第11コーナーでミスをし…ちょっと強めに行ってしまい、強風をもろに受けてしまいました。でも、今日は僕らにツキが向いてくれたようで…。」
【今日はドゥカティ陣営がイマイチだったが…】
「去年はドゥカティが1〜5位を独占してたんですけどねぇ…他のメーカー機が成長してきたのでしょう。
とにかく、これはモトGPレースなんですから…世界選手権なんだですからね。(他メーカーは)優遇措置を受けてるし、今日は本当に奇妙なレースだったんで。」
【ドゥカティ最新機については…?】
「今日はフロントのフィーリングが超変で…一体なにがどうなってしまったんだか。リアが多少動くのは良しとしても、フロントはちょっとねぇ。第1ラップなんて、本当に大変でしたよ。」
(参照サイト:『Moto.it』)
路面温度の低さと強風に、多くのライダーが翻弄されたレースだったことを再認識。次戦はアラゴン。昨年のアラゴンは小椋選手が、「グリップがなくて大変だったので、マルクが圧勝したのは理解できる」と座談会で言っていた。実際にマルクはスプリント、決勝とダブルウィン。今年も路面状況によっては荒れたレースになる可能性があるが、マルクが挑戦者→王者になった今年はどうなる?