
『リンス:僕も下降デバイスが故障するは…ペッコを轢きそうになるは…』
★5月23〜25日、ブリティッシュGPが行われ、モトGPクラスのアレックス・リンス(ヤマハファクトリー)が予選12位、スプリント20位、決勝13位だった。現在、総合17位(−170ポイント)。
★今シーズンのトップ10入りは、フランスGPのスプリントのみ。一方、プライベーターのジャック・ミラーはヤマハ1年目でありながら、既に決勝2回、スプリント1回でトップ10入りしている。
★決勝後、リンス選手が独サイト『Speedweek.com』で次のように話した。
【今回の決勝については?】
「2回目のスタートは上手くいきました…順位を上げられたんで。ただ、その後はストレスでしたねぇ…タイヤの熱入れが大変だったんですよ。
原因を突き止めないと…ミラーやファビオ(クアルタラロー)なんか、同じマテリアルを使ってるのにレース序盤は僕よりも速いんですから。しかも、今回が初めてってわけじゃなく…ル・マンもそんな感じだったんで。
レースの中盤以降の1周タイムは互角だけど、序盤はリアの熱入れができないんです。」
【クアルタラロー同様、貴方も下降デバイスに問題が起きてたそうで…】
「レースの中盤以降、(下降デバイスの)ロック解除のためにフロントタイヤに圧をかけなければならず…最終ラップでは故障してしまい、フェルナンデスやビンダーに抜かれました。
ちょっと調べてみないとね。2人とも下降デバイスが故障するなんて、普通じゃないから。」
【フランチェスコ・バニャイアが転倒した際、貴方も危険だったそうで…】
「あれは恐かったですねぇ…(バニャイアが)転倒した時、上半身を轢きそうになってしまって…結局、そのせいで僕は順位をいくつも落としたんです。あれは本当に恐かったですよ。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
新しいモノが出来上がれば即投入しているとしたら、耐久性等の品質検査がしっかりとされてないのかも知れませんね。
ライダーが安心して乗れるマシンをお願いいたします。
市販車にライドハイトデバイスが搭載されることなんて無いんだから禁止すればいいと思うんだけど、そういう単純な話じゃないんですかね?
>>ふしあなさんへ
おっしゃる通りライドハイトデバイスは2027年から禁止になります
デバイスのトラブルでリタイヤなんて本当に馬鹿らしいと思うけど、それでもファビオは使い続けると言ってるから、メリットの方が大きいのだろうねぇ
開発側が何とか報いるしかない
MotoGPはプロトタイプマシンのコンストラクタ。市販品に落とせない開発はナンセンスとは
思わないけど、ライドハイトデバイスはF1同様、姿勢制御の一助になってるのも事実なので、
自分的にはありかなと。ただ、27年には廃止になる訳だし、やっと日本勢の降下デバイスが、
ドゥカレベルに近づいてきた所なのに、来期で姿を消すのが残念。まあ、850㏄なら降下デバイスも
エアロフィンなんかも、大して意味のないロジックのデバイスになる訳で、MotoGPのこれまでの
ミスリードをいっぺんリセットする機会になる意味では、いいタイミングなのかなと。
確かにプロトタイプマシンなのでバイクと言う乗り物がより効率的に速くて安全になる可能性がある物を試す場としては正しいのかもしれないですね。
事実タイムが縮まる事は分かったけど、レースのためのシロモノと判断もついたので廃止と言うことで、流れ的には自然ではないですかね。
過剰なエアロも同じ道でしょう。
あんた前乗りで体起き過ぎだからだよ、ってのは冗談で、今回、ヤマハ機の侵入時のリアの下がり方はチョー凄かった様に思ったんですが機構を変えたんですかね❓ファビオの突っ込みがすご過ぎただけ❓
日本人は安全確認に時間がかかると批判されたり、早く出して壊れると批判されたり大変だな
プロダクションマシンで競うカテゴリのレースで市販車へのフィードバック前提で各種のマテリアル開発やるお大尽なメーカーなんて無いでしょ
あくまでレースに勝つ事でスペックを詰めて市販車に落とし込める物が有れば回す程度の話じゃない?
フロントのデバイスはリアを作動させる仕組みと違うのかな?
ここ最近のヤマハが速くなってきたのってコーナリング中の車体の姿勢制御で何か速くなる方法を見つけたんじゃないの?
その弊害でデバイスが意図せずロックしたんじゃ?
それが分かってるから桑田さんはマシン批判もしないし、デバイス否定しなかったんじゃ?
ホールショットデバイスって、使い様によってはアクティブサスペンションみたいなもんだし。