
『アコスタがKTMに警告:我慢の限界、これ以上は待てない』
★5月23〜25日、ブリティッシュGPが行われ、モトGPクラスのペドロ・アコスタ(KTMファクトリー)が予選14位、スプリント8位、決勝6位だった。現在、総合9位(−138ポイント)。
★アコスタ選手は2024年に『ルーキー・オブ・ザ・イヤー』を獲得してファクトリー昇格したが、今年はいまだ表彰台を獲得していない。
★ブリティッシュGP後、アコスタ選手が独サイト『Speedwee.come』で次のように話した。
【今回のレースウィークエンドについては?】
「燃料消費のためだけに走りたくないんですよね…僕はトップ争いがしたいんで。
スプリントなんか、まさにそんな感じで…コーナー立ち上がりはトラクションが足りないし、直線コースの加速はタイムロスが酷いし…。
ずっとブレーキやグリップと格闘した挙げ句、加速でまたロスしてしまうなんて…精神的にへとへとになってしまうんですよ。」
【KTMは、つい最近、倒産の危機を免れたが…】
「我慢の限界ですよ…こんなの無理でしょ。今はKTMのサポートが必要なんです。これ以上は待てないですね。
(ファクトリーでのモトGP参戦と言う)人生に一度、あるかないかのチャンスが巡ってきたって言うのに…このクラスでチャンピオンになるために、一生待ってるわけにはいかないんですよ。」
【KTMはどうにかしてくれそう?】
「僕は2026年末までの契約なんで、このプロジェクトを信じ続けますよ。
とは言え、言うべきことははっきり言って、(KTMの)サポートを要請しないと。KTMも同じように思ってくれてるはずなんで。
勝利メーカーで、あらゆるチャンスに恵まれてるんだから…とにかく、今は彼らに頑張ってもらわないと。」
★現在のKTM機はグリップの問題が大きく、特にリアは顕著である。そのため操縦が困難で、1周タイムで上位に入れてもペース面で苦戦を強いられている。
★最近、アコスタ選手のKTM離脱の噂が出ているが、今のところ、マネージャーであるアルベルト・ヴァレーラは特にそうした動きは見せていない。
(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
獲得→格闘 ですね
赤字巾さま
有難うございます…早速、直しときました❤
怪我のマルティンより本当はアコスタの方が深刻よね
レッドブルがKTM撤退の可能性に対して、Bプランとして現在のF1みたいに”レッドブル・ホンダmotoGPチーム”発足の地ならししが水面下ではじまってそうだな~。
”レッドブル・ホンダmotoGPチーム”
マルティン&アコスタ
マリーニやミルには悪いけど、この組み合わせはちょっとドキドキするな。
F1もホンダとレッドブルのタッグ続く可能性もありそうな気配だし、レッドブルがホンダについたら面白くなりそう♪
アコスタのようなライダーと契約をするメーカーは、勝てるマシンを準備する義務がある。ややこしい契約でしばって、アコスタのキャリアをつぶさないでほしい。 経営破綻しかけている会社にいて前向きな開発が出来るとは思えない。いいライダーを抱えておきたいのはわかるが、モト2チャンピオンを1年で切り捨てたり、KTMのここまでの行動には疑問を感じるケースが少なくない。マルティンのKTM離脱の際に遺恨を残したとの話があるが、裏を返せば、そこまでして離脱したくなる程パフォーマンスが低かったという事。モト3、モト2時代を絡めてモトGPに至るまでの契約縛りは禁止して欲しい。それが出来るのは現状KTMだけだが、その犠牲者が多すぎる。
赤字の会社が補填金を集めてもレースに使ったら補填側が許す訳無いでしょ。まず会社が正常軌道に戻せなかったらレースなんて無理。それだけ金が出て行くのがレース。