
『マルケス:来年、ドゥカティファクトリーに昇格するのは無理でしょう』
★6月7日(土)、アラゴンGPのモトGPクラスでアレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ)が、予選2位、スプリント2位だった。
★スプリント前、アレックス選手が次のように話した。
【今回は兄マルク選手が常に首位で、貴方はその後を追っている状況だが…】
「兄はプラスアルファのアドバンテージでもって、僕ら相手に勝負をしてくるでしょう…まぁ、別に珍しくもないですけどね。
オースティンやル・マンでもレースペースは最高だったじゃないですか。今回は、いくつかのコーナーで大きく引き離すことができるけど、でも、毎回リスクも大きいはずなんで。」
【では、今回は両レースで2位を死守するのが目標…?】
「正直な話、兄がやってることを真似するのって大変なんですよ…超速で走れるコーナーが3ヶ所もあるんだから。その辺で大きく引き離されてしまいますからね。
しかも、それを楽々とやってのけるんだから。」
【マシンの調子はどう?】
「何ヶ所か調整しようとしたんですよ…電制システムにもちょっと手を入れたけど、上手くいきませんでした。原因を突き止めないとね。
とにかく、完全リセットさせてソフトタイヤに変えたら、また普通にきちんと走ってくれました。」
【いずれ、ドゥカティファクトリーへ昇格したいと思ってる?】
「競争率の高いシートですからね…(2026年は)無理だろうから、僕の立場でなんだかんだと言えないですね。
特にペッコ(バニャイア)はマルティンの離脱問題について、『契約は遵守すべきだ』とコメントしてたじゃないですか…だから、(2026年は)今のままで行くと思いますよ。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
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来年、25年型に乗っても今の成績と同等のものを残せるかどうか。