ビニャーレス：2026年、KTMファクトリーに昇格する可能性は？

『ヴィニャーレス：2026年、KTMファクトリーに昇格する可能性は？』

★6月6〜8日、アラゴンGPが行われ、モトGPクラスのマーヴェリック・ヴィニャーレス（KTMテック3）が予選8位、スプリント7位、決勝18位だった。現在、総合11位（−185ポイント）。

★6月9日（月）、アラゴン公式テストではセッション総合首位だった。
ヴィニャーレス選手はカウルと新マスダンパーのテストに集中し、カウルにはポジティブな評価を下し、マスダンパーは「まだ作業中」とした。

★テスト後、KTMテック3のエルヴェー・ポンシャラル（チームマネージャー）が、伊サイト『Gpone』で次のように話した。

【ヴィニャーレス選手が好調だが…来年、ファクトリーに移籍する可能性はあるの？】
「モトGP選手に関しては、4名ともKTMと2年契約（2025/2026年）を結んでるんですよ。つまり、すべてはモータースポーツディレクターであるピット・バイラ次第と言うことです。
ただ、ピットもKTM経営陣も現状に満足しているようなんで、選手の入れ替えはないと思いますけどね。
4名とも同じマシンで同様のサポートを受け、それぞれのチームに満足しているようだし…マーヴェリックなんか、いつもうちのスタッフのことを褒め称えてますしね。
ここで入れ替えて何の意味があるのか…正直なところ、私は特に心配してません。まぁ、契約的には、『全選手とも、チーム入れ替え可能』となってはいますけどね。
いずれ、ピットと私とマーヴェリックで話し合うことになるでしょう。ただ、今のところ、マーヴェリックがファクトリー移籍を希望して、誰かに圧をかけるようなことはないと思いますけどね。」

★なお、現在のKTM選手の総合順位は以下のとおり。

8位ペドロ・アコスタ（-157ポイント、ファクトリー）
11位マーヴェリック・ヴィニャーレス（-185ポイント、テック3）
14位ブラッド・ビンダー（-198ポイント、ファクトリー）
15位エネア・バスティアニーニ（-198ポイント、テック3）

（参照サイト：『Gpone』）
（参照サイト：『Corse di moto』）
（Photo：Instagram）