
『バスティアニーニ無念:今回は速かったのに…ザルコに吸い込まれてしまった』
★6月20〜22日、イタリアGPが行われ、モトGPクラスの・()が予選16位、スプリント11位、決勝はリタイアした。現在、総合16位(−235ポイント)。
★決勝では第1ラップの『ブチーネ』で転倒した。
★決勝後、バスティアニーニ選手が次のように話した。
【転倒リタイアとなってしまい…】
「残念です。ポジティブな結果を必要としてたんで…今日は大丈夫って思ってたんですけどねぇ。
ただ、グリッド後方スタートって、本当に展開が読みづらいんですよ…ザルコが『ビオンデッティ』で抜こうとしてきたんで、こっちはアウト側でディフェンスして…いきなり、けっこうなタイムロスでした。
その後、『ブチーネ』のハードブレーキングで(ザルコのスリップストリームに)吸い込まれてしまって…マシンを止めることができませんでした。」
【つまり、ハードブレーキングの際、接近しすぎてたと言うこと?】
「よもやって地点で起きてしまったと言う感じです。僕は既にブレーキを緩めて、アクセルを握ってたんですよ…開いた瞬間、フロントが切れ込んでしまい…なんか、へんな展開でした。
残念ですよ…今日は良い結果を出せそうだったんだから。」
【どう言う作戦だったの?】
「序盤でどんどん追い上げて、好リズムで前に出て行き、ゴールするって考えてました。1周しか走れなかったけど…感触としては、強い走りができそうでしたよ。
あのレースの流れからすると、6〜7位でゴールできたんじゃないかと思います。まぁ、マーヴェリック(ヴィニャーレス)の前には出られなかっただろうけど、でも、アコスタやビンダーよりは上位だったでしょう。」
【マシンの調子はどんな感じ?】
「午前ウォームアップで新しい物を試したら、けっこう良い感じだったんですよ…だから、そのままレース本番で使用しました。
タイヤについては…なんでアコスタはフロントをハードにしたんですかねぇ。アラゴンテストで試した時は上手く機能してたんで、僕もレースで使おうかとは思ってたけど…正直な話、ここではイマイチだったんですよ。
KTM勢はマシンの動きにかなり左右されてしまうけど、今日の僕のチョイスは正解でしたよ。」
【次のアッセンでは、ヴィニャーレス並みのパフォーマンスを出せそう?】
「どうなるでしょうねぇ…縁石側を走る時、マシンがぴりぴりしないよう上手く対応しないとね。難しいレースになりそうだけど、良い走りができると信じてます。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)