
『ロレンソ:兄マルケスはケガでもしない限り、確実にタイトルを取るだろう』
★7月1日、ミザノサーキットで『ProDay』イベントが開催され、各世代のチャンピオンライダーらが出演した。
★同イベントでホルヘ・ロレンソ(38才、モトGPタイトル3回獲得)が、次のように話した。
[ 後編はこちら ]
【モトGPの2025年シーズンの行方は、もはや決まってしまったようで…】
「まぁ、マルク・マルケスがタイトルを獲得するでしょうね。現時点ではケガでもしない限り、確実でしょう…もちろん、他の選手同様、マルクにもケガなんてして欲しくありませんけどね。
現在の最強選手が、ベストマシンに乗ってるんですからねぇ…アッセンなんかスプリントは弟アレックスが、決勝ではベッツェッキが迫って行ってたけど、コーナー2ヶ所程度だったでしょ。それ以外はマルクが余裕で引き離してたじゃないですか。つまり、マルクが完全制御してるってことでしょ。まぁ、今後、他の選手が勝てそうなサーキットも巡ってくるでしょうけどね。」
【貴方はヤマハで活躍し、その後、ホンダにも在籍していたが…この二大日本メーカーは戦闘力を取り戻せると思う?】
「どちらも底力がありますからね…あと、財政面においてもね。
2027年に850cc機になったら、全メーカーのレベルがある程度揃うだろうから…もっと拮抗するんじゃないんですか。今だって、迫ってきてるんだし。」
【ところで、来年はトプラク・ラズガットリオグルがヤマハ機でモトGP参戦するが…】
「SBKとは完全に別物ですからねぇ。モトGP機って、他とは比較の対象にならないんで…ちょっと未知との遭遇って感じじゃないんですか。
例えば、僕らが今日乗ってたマシンなんかは、SBK機にかなり近いものだけど…モトGP機は別次元なんですよ。
まぁ、確かなことは…モトGP機で活躍できそうなSBK選手と言えば、今のところはトプラクだろうってことでしょうね。」
[ 完 ]
(参照サイト:『Mowmag.com』)
(Photo:Instagram)
(2025/07/08 10:51:17時点 Amazon調べ-詳細)