MotoGP

バスティアニーニ『15位ゴールより4位転倒の方が良い、虫垂炎については…』

『バスティアニーニ:15位ゴールより4位転倒の方が良い、虫垂炎については…』

★7月18〜20日、チェコGPが行われ、モトGPクラスのエネア・バスティアニーニ(KTMテック3)が予選11位、スプリント3位、決勝はリタイアした。現在、総合17位(−332ポイント)。

★KTMに移籍して以来、初めて戦闘力の高さを見せることができた。

★決勝後、バスティアニーニ選手がイタリア『SKY』に次のように話した。

【今回の決勝については?】
「土曜スプリントよりスタートはちょっと悪かったけど、上手く追い上げて行けて…4位まで行けたんですけどねぇ。
第3コーナーのハードブレーキングに差しかかって、けっこう強めにブレーキをかけようとしたら…どうしたことか、リアが入ってこなくて転倒してしまいました。」

【原因は不明…?】
「前の周回より強くブレーキをかけてたことは分かってるけど、でも、スリップストリームに入ってたわけでもないし…とにかく、リアが入ってくれなかったんですよ。
もっときちんと調べてみます。まだマシンを思い通りに乗りこなしてないことは確かなんで…でも、転倒したってことは戦闘力があり、もうちょっと頑張って見ようと思ったってことだから。」

【では、今回はポジティブな週末だった…?】
「15位ゴールより、4位で転倒する方が良いですよ。挑んでいけたってことなんだから。
今週末は励みになるようなことがいくつかあったし、マシンもきちんと機能し、ポテンシャルも高かったでしょ。やっぱり、嬉しいもんですよ。
あと、KTMの新CEOとも会えたし…好印象でしたよ。今後も頑張っていきますよ。」

★17日の木曜会見で、バスティアニーニ選手が前回の欠場の理由を次のように説明した。

【先のドイツGPは虫垂炎で欠場したが…】
「チキンサラダを食べたら、カンピロバクターって言う細菌に感染してしまって…。チェコGP入りする前に、そう言うことが判明したんですが…1週間、ひどい状態でした。
虫垂炎って言うのは、あくまでもその結果であって…全身炎症を起こしてたんで、盲腸の辺りを押されると飛び上がってしまって…それで、最初の診断が虫垂炎になってしまったんです。
僕は、『これは盲腸ではないぞ』って思ってました…自分の身体のことは良く分かってるんで。」

【自宅観戦していたの…?】
「土曜日までは具合が悪かったんで、レースのことはあまり考えられませんでした。日曜日に退院でき、具合も良くなっていって…。
でも、それはそれで辛くって…自宅観戦って、いつだってキツいものだから。2023年はよく自宅観戦してたんで、もう二度とごめんだって思ってたんですけどねぇ。」

(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram

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