
『ペルナット:マルティンを説得したのはマックス・ビアッジだと思う』
★7月18〜20日、チェコGPが行われ、モトGPクラスのホルヘ・マルティン(アプリリアファクトリー)が予選12位、スプリント11位、決勝7位だった。現在、総合21位(−372ポイント)。
★2月セパンテストで負傷し、序盤3GPを欠場。4月初めのカタールGPで復帰したが、再度負傷で長期欠場となり、今回が復帰戦だった。
★7月末、カルロ・ペルナット(有名マネージャー、療養のため引退状態)が、伊サイト『Mowmag.com』に次のように話した。
【貴方の推測では、マルティン選手にアプリリア継続を説得したのはマックス・ビアッジではないかと言うことだが…】
「昔は大バカ野郎だったが、今は見違えたからねぇ…マルティンの件に、けっこう関わってたことは間違いないでしょ。
まぁ、ああ言う性格だから…この件で重要な役割を果たしたなんてことは、どうでも良いんだろうけどね。
こんなこと言ったら、ちょっと意地が悪いかもしれないが…ほら、チェコGPの時にマルティンとビアッジがヘルメット交換をしてたでしょ…まぁ、多くは語らないものの、つまり、あれはそう言うことなんだと思いますよ。
もちろん、隠すつもりはないんだろうけどね…隠す必要もないんだから。むしろ、良い話じゃないの。ただ、ビアッジってのは昔気質の男だから…まぁ、そう言うことは吹聴して歩かないんですよ。
私か知る限りでは、この数ヶ月、ビアッジはけっこうマルティンに接近してたからね。しょっちゅう連絡を取ってたし、ミザノの『Aprilia All Stars』イベントの時もぴったりくっついて、さしで話をしようとしてたから。
チャンピオンって言ったって、まだ若いんだから、ビアッジみたいなレジェンドライダーからちやほやされたら…そりゃあ、他の誰の話よりも聞く耳を持つってもんでしょ。」
【アプリリアがビアッジ元選手に頼んだとか…?】
「それはないだろうね…まぁ、そうだとしたら、なかなか上手い考えだったんじゃないの。
でも、どちらかって言うと、ビアッジ本人が『別れそうになってる道を、また1つに戻すにはどうすべきか?』って考えたんだと思うけどねぇ。
その後のことは、当然、アプリリアとマルティンがきちんと話し合って決めたんだろうし…それぞれの考えを理解し、まだまだ未来は明るいって思ったのでしょ。
ただ、ここ最近、やけにビアッジとマルティンが一緒に写ってる写真が出てたじゃないかい。パドックの噂やビアッジの最近のコメントからすると、奴がどれだけアプリリアを愛しているか、そして、どれだけマルティンの気持ちも理解してたかは一目瞭然だからね。
マルティンにはくどくど言って聞かせるんじゃなく、ああ言う風に寄り添ってやるべきだって…同じ二輪レーサーとして分かってたんですよ。
まぁ、本当にそう言う風だったかどうかは分からないが…とにかく、あのヘルメット交換を見れば、そう思うけどねぇ。なにかしら、裏に良い話がありそうじゃないかい。」
【真相は2人にしか分からない…】
「もし若いチャンピオンライダーが人生最悪の時にいて、レジェンドライダーから手を差し伸べられ、よく飲み込めてなかった事を噛み砕いて話してもらえたなら…こう言う結末になっただろうとは思わないかい?」
(参照サイト:『Mowmag.com』)
(Photo:Instagram)
ペルナットさんの話は人情味があって好きですね〜
ビアッジもペルナットさんがマネージメントしてたんだっけ?
「昔は大バカ野郎だったが・・・」って・・・