
『ペドロサ解説:兄マルケス、アコスタ、マルティン、バニャイアについて』
★ダニ・ペドロサ(39才、モトGP総合2位3回)は2018年末に引退し、現在はKTMテストライダーを務めながらスペイン『DAZN』で解説を行っている。
★ハンガリーGP後、ペドロサ元選手が次のように話した。
【マルク・マルケスについては?】
「言うことなしでしょ…何も言えませんよ…無理だから。ここ数戦なんか完璧ですからね。
圧勝してるって言うのもともかく、さらに印象的なことがあって…こう言うコンディションやコースで連勝してるって以外に、いかに周囲の期待を上手くさばいているかって言うのが物凄いと思いますね。
当然のことながら、毎回優勝してたら、記者会見ではどんどん期待をかけられるもので…例えば、全勝するんじゃないかとか、いつでも勝てるんだろうなんて言われるじゃないですか。
そう言うのを巧みにかわして、期待を上手くさばいてる感じがねぇ…凄いでしょう。僕としては、マルクのああ言う一面が強く印象に残りましたね。」
【ペドロ・アコスタについては?】
「もしペドロがグリッド1列目を確保できてたら、間違いなく、レースの何処かの時点でもうちょっとマルクに迫っていけたでしょうね。
まぁ、次のバルセロナなんか、絶好のチャンスなんじゃないんですか…KTM機が前進したかどうかを再確認するにはね。
あそこは厄介なコースだから、ペドロがどんな走りを見せてくれるか…重要でしょうね。」
【ホルヘ・マルティンについては?】
「カタールの病院で、あんな状態で入院していたことを思うとねぇ…ああ言うのは長く感じられるものじゃないですか。
まぁ、その後、色々とあったけど…それについての良し悪しはともかくとして…その辺に関する気持ちも、ちょっとは薄らぐんじゃないんですか。
また大好きな場所で、一番楽しめる場所に戻ってきたんだから…それって、最高の気分ですからね。」
【フランチェスコ・バニャイアについては?】
「アップダウンの激しい週末でしたよね…とは言え、レース本番では解決できたようで…グリッド13位スタートからだったんですからねぇ(※9位でゴール)。
ミスってLLPを科せられてたけど、まぁ、スタートは良かったと言えるでしょう…第1ラップではけっこう追い上げてたし。
今回のバニャイアのレースは、ポジティブな点がいくつかあったと思いますよ。そりゃあ、ネガティブなところもあったけど…例えば、最終ラップのミスで、ああ言う結果だったんだから。
でも、良かった点に目を向けるべきなんじゃないんですか…たとえ些細なことでも、大切にすべきでしょう。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)
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