
『アコスタ満足:マシン転倒で危機一髪カメラマンに安堵の投げキッス』
★8月22〜24日、ハンガリーGPが行われ、モトGPクラスのペドロ・アコスタ(KTMファクトリー)が予選7位、スプリント17位、決勝2位だった。現在、総合5位(−291ポイント)。
★決勝後、アコスタ選手がイタリア『Sky』で次のように話した。
【今週末は、10点満点で何点?】
「7点ですね。金曜セッションは楽勝スイスイって感じだったけど、土曜日は散々で…日曜日の午前ウォームアップもねぇ…リアにミディアムタイヤを履いてた時ですよ。
とは言え、日曜レースは良い操縦ができたんで、チームに感謝してます…金土でマシン2台をゼロから組み立て直してくれたんだから。今日の表彰台はチームのおかげですよ。」
【今回、KTM機は好調だったが…】
「そうですね…でも、もうちょっと何か足りないんだけど。でも、皆で頑張ってるおかげで、着実に進歩してます。
僕も右の腕上がり手術の後、また思い通りの操縦ができるようになったし。夏休みの後は新カウルでもって大きく改善されましたね。
まぁ、このカウルについては、いずれダークサイドが出てくるんだろうって覚悟してます…100%ポジティブなんてことは有り得ないから。」
【もっと前方スタートなら、マルク・マルケスに勝てたと思う?】
「勝てたかどうかは分からないけど、競り合うことはできたでしょうね。
グリッド7位スタートだと追い上げで時間を喰うし、タイヤも消耗してしまうから…あんな強い選手と戦うなんて難しいでしょ。
予選の転倒が痛かったけど、でも、今回は満足しないと…予選はイマイチ、スプリントは転倒…でも、日曜決勝のおかげで今週末は救われたんだから。」
※アコスタ選手が土曜予選セッションで転倒した際、エスケープゾーンでマシンが大きくは跳ね上がり、ドルナのTVカメラスタンドに衝突した。(下映像)。
日曜決勝のゴール後、アコスタ選手は、土曜日に危険にさらされたカメラマンに向かってハートと投げキスを送っていた(下映像)。
【ゴール後、ドルナのカメラマンに熱い想いを送っていたが…】
「選手である前に、僕も人間ですからね…転倒なんて嫌だし、自分のマシンがカメラマンに突っ込んでいくなんてとんでもない話でしょ。
でも、彼も僕も無事だったんで…一件落着ですよ。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
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