
『ブリヴィオ:小椋藍が焦らず成長できるよう、フェルナンデスにはNo.1選手になって欲しかった』
★10月17〜19日、オーストラリアGPが行われ、モトGPクラスのラウル・フェルナンデス(アプリリアTrackhouse)が予選4位、スプリント2位、決勝首位だった。現在、総合10位(−399ポイント)。
★チームメイトのアイ・オグラは予選18、スプリント17位、決勝13位だった。現在、総合16位(−472ポイント)。
★決勝後、アプリリアTrackhouseのダヴィデ・ブリヴィオ(チームプリンシパル)が、次のように話した。
【ラウル・フェルナンデスが、みごと初優勝を果たし…】
「みごとな走りでしたね…レースマネージメントも良かったし、ラウルは素晴らしかったですよ。ずっと首位を死守し…楽なことではないですからね。
終盤、厳しいことは予想されてたんでタイヤも温存しなければならなかったし…とにかく、コンスタントは走りをしてましたよ。
ラウルの、ああ言う走りが見れて嬉しかった…素晴らしい才能の選手ですからね。2024年に契約更改を決めたのは、うちのNo.1選手になって欲しいと思ったからで…そうすれば、アイ・オグラも焦らずに成長していけるでしょう。彼もまた、大きなポテンシャルの選手なんですから。
ラウルに必要なのは、自分自身を信じることなんですよ…作業に集中し、ピットボックス内では優先順位を考えて動けるようにならないとね。」
【今シーズン序盤は、なかなか前進できずにいたようで…】
「序盤は苦戦し、ポイント獲得もままなず…それで、話し合ってみたところ、本人がフィジカルトレーニングの見直しを図ったんですよ。去年、その辺が手薄だったもんですから。
そうしたらル・マンのスプリントで10位に入り、そこから徐々に伸びていったんです。それで、もっとハードルを上げたいと思っていたら…表彰台を獲得してくれました。
とにかく、嬉しいですよ…才能が開花してきてるでしょう。今日は頭脳プレイができるところも披露していたし、タイヤマネージメントも上手かった。
インドネシア辺りから、やる気満々で…レースウィークの3日間通して、自信が深まってますね。」
【Trackhouseチームとしても、初優勝の初表彰台となり…】
「このプロジェクトにおける、うちのヴィジョンをきちんと実現させて行こうと思っていて…目標は他プライベーターと戦いつつ、ファクトリーチームとも渡り合うことで…こうしたリザルトが出てくれると、士気が上がりますね。
Trackhouse陣営や、オーナーであるジャスティン・マークスからも多大なるサポートを受けているんですよ。ナスカーで5勝しているチームですからね…モトGPの方もそれぐらい頑張らないと。
プレッシャーは感じてますよ…だからこそ、今回は本当に嬉しいんです。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
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