Screenshot『マルティン計画リタイア:一瞬、完走してみようかと思ったが…』
★11月14〜16日、ヴァレンシアGPが行われ、モトGPクラスのホルヘ・マルティン(アプリリアファクトリー)が予選17位、スプリント22位(最下位)、決勝はリタイアした。総合21位(−ポ511イント)。
★9月末の日本GPスプリントで転倒し、鎖骨に複雑骨折を負い、欠場が続いていた。
今回は久しぶりの参戦だったが、ベストコンディションとは言えない状態だったため、当初よりモトGP機での走り込みと体調の確認、18日テストの参加を目標としていた。
このため、日曜決勝は第15ラップまで走行して、計画的にリタイアした。
★決勝後、マルティン選手が西サイト『Motosan.es』で次のように話した。
【決勝リタイアについては…?】
「スタート前に、一瞬、完走してみようかとも思ったけど…チームから絶対に駄目だと言われちゃって…(レース中)リタイアのタイミングを伝えるからって。
まぁ、正しい判断だったと思います…けっこうヘロヘロだったんで。18日テストに向け、その方が賢いでしょ…シャキっとして、きちんとテストできるだろうから。
試す物がけっこうあるそうなんで、無駄に疲労してしまうのは意味ないですからね。」
【レース中はどんな感じだったの?】
「疲れてました…体力がけっこう落ちてしまってるなぁ〜って。まぁ、10周ぐらい走って、LLPをこなそうと思って参戦したのに、結局、100周回以上走り込みましたからねぇ。
思ってた以上の出来だったし、今回の作業については満足してます。リタイアするよう指示が出た後、もう1周走ったんですよ…ファンに挨拶したくって。」
【今シーズンについては…?】
「ほろ苦い1年でしたね…一生忘れられないでしょう。あと、学びの年でもありました。
来年は僕もアプリリアに対し、プロポーズで締めくくれるようになりたいもんですね。とにかく、マシンはきちんと機能してるんだし…ここ6〜7戦なんか、実に良い走りをしてたじゃないですか。
僕らが組んだら勝てると思うんですよね。」
★決勝後、マルコ・ベッツェッキがアプリリア機にプロポーズしていたことを指して言っている。
なお、ベッツェッキ選手はマッシモ・リヴォラ(アプリリアレーシングCEO)と『今年3勝したら、マシンを1台家に持って帰っても良い』と言う賭けをしていた。
ベッツェッキ選手によれば、「家に連れて帰る前にプロポーズしておいた方が良いと思ったんで…さいわい、『YES』って言ってもらえましたよ」とのこと。
(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)





