
『ヤマハ:スランプから脱出すべく2020年マシンの戦闘力を上げていく』
★ヤマハのタカヒロ・スミ氏(鷲見崇宏、プロジェクトリーダー)が、8月末のミザノテスト後、次のように話した。
【現在、総合順位はヴィニャーレス5位、ロッシ6位で、それぞれ首位とは132ポイント、134ポイント差だが…】
「期待していたレベルには達していません。
去年からマシンは改善されているが、各トラックで同様には機能していないのです。あいにく、トップスピード面でのギャップが広がってしまい、ヤマハの4選手はレース中、懸命にこらえて走らなければなりません。
そこが最大の問題点であり、今シーズン中、その辺りを改善する必要があります。
ヴァレンティーノ(ロッシ)は今シーズン出だしは好調だったが、その後、つまずいてしまい…それはタイヤを上手く保たせられるようなベースを突き止めることができなかったからです。
マーヴェリック(ヴィニャーレス)はシーズン序盤、安定したパフォーマンスではなかったのですね。バルセロナでやっと良いベースが見つかり、それ以降は一定の好パフォーマンスを見せていますが。」
【ミザノテストではファクトリー両選手が好感触を示していたが…】
「これまでの悲惨なシーズンを経て、ヤマハはマシンについて何かしら変えざるを得ませんでした。そして、ヤマハ内でのものの考え方についても…特に、開発面において変えなければならなかったんです。
細かな点の多くに手を加えてきました。マシンはそれほど変わっていません…実のところ、ヤマハそのものが変わったんです。今は各種リソースを具体的に活用し、マシンの戦闘力を高め、来年に向けてスランプから脱出すべく開発を進めています。」
【ミザノテストで遂にカーボン製スイングアームが投入され、また、2本出しマフラーも用意され…】
(※カーボン製スイングアームは横方向の柔軟性をコントロールしつつコーナー立ち上がりのトラクションを最適にし、2本出しマフラーはエンジン出力が改善すると言われてます)
「電制システムとモトGPで使用されるタイヤが変わったことにより、ヤマハでは開発面にいくつかの問題が出てきてしまいました。数ある問題を一遍に解決することはできないので、より重要なものに集中してみました。」
【シーズン中にエンジン開発が少なくとも1度はできたなら、優遇措置を受けているチーム以外は助かる?】
「シーズン中のエンジン開発凍結と言うレギュレーションには、実のところ、長所短所がありまして…
(シーズン中の)開発が可能になれば、経費や多くのリソース面で問題が増えるでしょう。だから、その件はあまり話題にされていないんですよ。しかも、レギュレーションと言うのはあまり頻繁に変わらない方が良いはずですからね。」
【タイヤについては?】
「ライダー陣は、ミシュランが2020年に向けて提示してきた新タイヤを気に入ってましたね。ただ、だからと言って、それが全員にとって『進歩』となっているわけではありませんけどね。
当然のことながら、タイヤの挙動がマシンにどのような影響をもたらすのか、最新の注意を払っていかなければなりません。」
(参照サイト google 翻訳:『Moto.it』)
(参照サイト google 翻訳:『Corse di moto』)
ロッシ選手がカーボン製スイングアームについて何と言ってたかは有料閲覧『note』で!!
日本人の監督さん?なんか毎年代わっているような気がします…それもマシン開発の方向性に影響してるのでは?
ようやくヤマハファクトリーからポジティブなコメントが出ましたね!今回のテストに手応えがあったのでしょう。高次元で熟成していたM1がECUとタイヤの変更で機能不全に陥り迷走を続けて来ましたが今度こそ出口を見つけたと信じたいです。下がりかけていたもてぎ行きのモチベーションが高まりました。
謝罪する必要は無いでしょ!!
>これまでの悲惨なシーズンを経て
自ら言っちゃうのね(笑)
去年までのザルコ、今年のファビオらサテライトライダーをどう見るか?にも鍵がありそうだけどね
ビニャーレスだってワークス入り直後はテストも結果も良かったのに、ジリ貧だったのは他にも問題を抱えてる要因があるのでは?
やっと方向性が見つかったようで。
電制頼みではない、基本重視とシャケさんも言ってた。
光が見えてるなら何より。。電制も確かに重要だけど素材がしっかりしてないと目標が取っ散らかっていくように思える訳で。。先にジージさんも書いてるけど以前シャケさんはまずマシンありきって言ってましたもんね。。今はどのくらい関わってるんだろ。。相変わらずがに股でひょこひょこ歩いてるんかな~ww
ロッシ首にしたら上向きになるんじゃないかな
当たり前の話ですが・・・来年中盤辺りの成績いかんではっきりするのでは?ホルヘもカルも。
昨年のダニ引退で空気が一気に変わりましたね。