『クアルタラロー:ヴィニャーレスと同じ作戦で打倒マルケスを目指す』
★10月5日(土)、ブリーラムGPの予選でファビオ・クアルタラロー(ヤマハ・ペトロナスSRT、ルーキ)が首位だった。なお、FP総合首位でFP2へ直行している。
★クアルタラロー選手のコメント。
「僕とヴィニャーレスは同じ作戦なんです…レースではスタート直後からすぐに前に出て引き離して行こうって。
直線コースが速いマシンにやられてしまわないよう…そこが鍵になると思うんですよね。それを上手く交互にできたなら、なんとかなると思うんですよ。」
【マルケス選手のタイトル獲得を遅らせるべくモチベーションが上がっている?】
「実のところ、レースは毎回全力投球だから、明日も同じです。速くは走れるけど、でも、レースでは何かと変わってしまうものだから、とにかく集中していかないと。
マルクのタイトル獲得がかかってるかどうかは関係ないんで。ミザノの時みたいに最終ラップ勝負になったら、互角に戦えるよう頑張ります。でも、激しすぎない程度にね。」
【予選でコースレコードを記録した後、さらに記録を伸ばそうとして転倒していたが…】
「大満足してます。最初の出走は自分でも凄かったんですよ。あんなに強い走りができるとは思ってませんでした。2回目のタイムアタックは最大プッシュをするようにして。29.7秒までいけるかなと…今日の僕なら可能だと思ったんです。ただ、第5コーナーで転倒してしまって。
でも、ペースが最高なんでレースが楽しみです。100%の状態ではないけど、このマシンでの初トラックなんだから当然ですよね。僕自身もマシンの方も、まだ伸びていけるポテンシャルはあるし。
あいにく、FP3はドライで1周も走れなかったけど、とにかく大満足してます。」
【なぜ転倒してしまったの?】
「ちょっとプッシュしすぎてたんです。マルクが転倒したのと同じコーナーだったけど、でも、転び方は違うんですよね。
僕はマシンを深く倒していた時にブレーキをかけすぎてしまい、走行ラインからちょっと外れてしまったんです。それでフロントが流れてしまって。第5コーナーにはちょっとしたでっぱりがあるんですが、ただ、皆が転ぶわけじゃないってところが問題なんです。こう言うのにも上手く合わせていかなければならないんですよね。大きな問題ではないし、レースディレクションに訴え出るようなことでもないでしょう。」
【ロッシ選手が『クアルタラローはブレーキングの才能が凄い』と言っていたが…】
「実際、モト3クラスにデビューした時から、ずっと僕の特性ではあるんですよ。ハードブレーキングはずっと得意だったし、モトGPに上がってからは本当にそこが強みになってます。
今シーズン序盤は、その辺でも苦戦してたんですが、今は強みになってますね。」
【(チームメイトの)モルビデッリ選手はクアルタラロー選手のことを鼻先の人参のように思って頑張ってるそうだが…】
「フランコ(モルビデッリ)がそんなことを言ってたんですか?でも、彼だって僕にとってはそうですからね。
昨日、フランコは3位だったし、僕の目標はいつも可能な限り彼より上にいることなんで。今日だって、別に15位とか20位ってわけじゃないでしょ。4位で、最強の走りをしてたじゃないですか。
全力で頑張らなければって後押しされてるような…お互い、そんな感じなんですよね。僕を抜こうとしてることは分かってるし、僕だって負かしたいと思ってますから。」
Quartararo: "Un'alleanza con Vinales per scappare e battere Marquez": "Possiamo adottare la stessa strategia ed evitare di farci riprendere in rettilineo". Vinales: "Sono d'accordo, rompere il gruppo sarà la chiave per vincere" https://t.co/swxIcff2t9 pic.twitter.com/xARnO9ublG
— gpone.com (@gponedotcom) October 5, 2019
(参照サイト google 翻訳:『Gpone』)
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ヤマハはこの逸材を手放してはいけない
来年は少なくとも、バイクの方だけでもワークス同等バイクを用意すべき