『メレガッリ:ロッシはライディングスタイルを変えなければならない』
★今年初めの冬季テストで、ヤマハはリアタイヤの消耗を抑えるべく作業を進めていた。
★ヤマハ勢の中で特にヴァレンティーノ・ロッシが、この2年間、リアタイヤ消耗で苦戦している。
★ファビオ・クアルタラローが同問題で苦戦せずに好タイムを出しているため、原因は電制システムやエンジンにあるのではなく、各ライダーのライディングスタイルの違いにあるものと思われる。
★ロッシ選手は昨年、ライディングスタイルを改善しようと努力していたが(※特にブレーキングで)、安定した上位獲得は望めなかった。
★ヤマハのマイオ・メレガッリ氏(チームマネージャー)が、最近、次のように語った。
【特に、ロッシ選手がリアタイヤの消耗問題で苦労しているが…】
「ヴィニャーレスやクアルタラローのデータと比べてみると、各設定は似たようなもんなんですよ。違うのは操縦の仕方ですね。
もちろん、解決に向けて、我々もマシンや電制システムの調整でサポートしていくつもりですよ。」
【ロッシ選手の方でも、何かしているの?】
「操縦の仕方を既に何度も変えているし、今後も模索していくはずです。ハンドルに取り付けるタイプのリアブレーキをまた使い始めているんですが、ヴァレがもっと使い慣れていきたいって言って、トレーニング用のR機にも付けるよう希望してました。」
【現在の状況では、思うようにトレーニングもできないが…】
「ライディングスタイルを上手く合わせなければならないとなったら、ヴァレは絶対にやり切りますよ。」
【レースウィークエンドでロッシ選手は各種データの研究に余念がなく、技術スタッフとも遅くまで話し合っているようだが…】
「毎セッション、マーヴェリックやファビオ、フランコと自分のデータを比較検証してるんですよ。
各選手、どこが一番速いのか?そして、どう言う走りをしているから速いのかを検証してね。」
【2020年版ヤマハ機はどんな感じ?】
「トップスピードをもう少し改善したかったんですが、エンジン開発が凍結されてしまい、もうあまりチャンスがないんですよ。
ただ、今年のパッケージはかなり良さそうでね。ヴァレンシアテストでのシェイクダウンでも問題は出ていなかったし。
ただ、カタールテストの時だけ、ヴァレにリアタイヤの消耗問題が出てしまったんですよ。」
VALENTINO ROSSI nel test MotoGP a Losail ha sofferto ancora dell'usura del posteriore. Al vaglio il freno a pollice e cambiamenti nello stile di guida #ValentinoRossi #MotoGP https://t.co/4lL2SktQQn
— corsedimoto (@corsedimoto) April 22, 2020
(参照サイト google 翻訳:『Corse di moto』)
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あくなき探求と惜しまぬ努力
さすがはドクター
いままで散々マシンに問題があると言ってきたのは間違えだったということですね。
ベテランは今までの経験値が邪魔してライデングスタイルを変えるのは難しいと思う。
今更ライディングスタイル変えるのは大変だろうし、
この機会に別メーカーに移籍してみるのもいいかも