ペルナット『KTM優勝はホンダの酷い戦法のおかげ…』2020チェコGP

『ペルナット：KTM優勝はホンダの酷い戦法のおかげ…』

★8月10日、伊モトGP業界のご意見番カルロ・ペルナット氏（個人マネージャーとしてカピロッシ、シモンチェッリ、イアンノーネ選手らを担当してきた）が、伊サイトインタビューで次のように話した。

【KTMのブラッド・ビンダー優勝については？】
「KTMに関して、私が抱いていた懸念はすべて霧散しましたよ。
まぁ、今回の（KTMの）リザルトは、ホンダのアルベルト・プーチによる方策の一部でもあるけどね。プーチはペドロサを手放し、KTMのテストライダーにさせてしまったわけでしょ。その辺が鍵になってるから。
とにかくKTMは偉大で、ビンダーは素晴らしかった。ビンダーなんか、ルーキーと言うよりはまるでナビゲーターみたいな走りだったでしょ。
一方、ポル・エスパルガロは酷い操縦だったね。ザルコ相手にミスって…そのザルコは、なんとも恥ずべき処罰をされてしまって。ザルコは無関係だって言うのに、ロングラップ・ペナルティなんか科せられて…でも、それだって、優雅にこなしてたじゃないですか。
私はマルク・マルケスには感服しきってるんだが、こうなるとマルケスなんか、もう1000回はペナルティを受けてないとならないでしょ。」

【ホンダのリザルトについては？】
「散々だったね。クラッチローは右手の手術をしたばかりで、来年、アプリリアに入ることを考えているわけだろ。
ブラドルは久しぶりのモトGPだし、アレックス・マルケスは濡れネズミって感じでね。ナカガミは悪くはなかったが、ただ、勝利マシンに乗ってるって感じではないね。
マルク・マルケスと言うのは勝利ライダーであり、それは周知の事実でしょ。ホンダが間違ってたってことですよ…ドゥカティやヤマハ、KTMみたいにプライベートチームで若手ライダーに焦点を当ててこなかったんだから。これまでのホンダの尊大さが、今、裏目に出てるわけでね。」

【今年のタイトル争いについては？】
「マルク・マルケスみたいな破格ライダーと呼べる存在がいませんね。そう言うライダーがいないと、全体的に低い方で拮抗するもんでしょ。主役がいないんだから。
いつもとは違う表彰台になっていくでしょうね。マルクがハードルを上げてるんだから。」

［　後半に続く　］

Pernat: "KTM ha vinto grazie alla disastrosa strategia di Honda": VIDEO – "Un errore lasciare andare via Pedrosa, HRC paga la sua spocchia. Quartararo non ha saputo gestire la gara, Morbidelli ha fatto il passo in avanti decisivo" https://t.co/6ZU7tBPPLL pic.twitter.com/p218tpSXv2

— gpone.com (@gponedotcom) August 10, 2020

（参照サイト google 翻訳：『Gpone』）
（Photo：Instagram）