『ロッシ、ヤマハテストチームの問題点を糾弾』
★12月14日、ヴァレンティーノ・ロッシが仏サイトのインタビューで、今年度のヤマハ機の不調について次のように話した。
【並列4気筒エンジンでは、もう無理があるの?】
「それは、まずないですね。最近は(同じ並列4気筒の)スズキがヤマハに追いつき追い越せで、今年はついにジョアン・ミールがライダー部門のタイトルを獲得していたじゃないですか。
つまり、問題はヤマハにあると言うことです。
2016〜2017年の2年間が、ヤマハ機にとって大きな節目になってしまって…あの辺りから問題が出始めてましたからね。
2016年までヤマハ機の戦闘力はかなり高かったし、レース優勝もタイトル争いもできてたんですから。」
【その後、なにが起きてしまったの?】
「他のメーカーのマシンが成長したのに対し、おそらく、うちはそれほど改善できなかったのでしょう。
2019年末まで、各メーカーのテストチームは精力的に作業していて、ピッロやブラドル、ペドロサ等の欧州ライダーが欧州サーキットで走り込んでいたんです。
問題は、ヤマハにそう言うテストチームがなかったと言うことです。日本のサーキットで日本人テストライダーが作業してたんですから。でも、日本と欧州のサーキットでは、トラックが全然違うじゃないですか。僕は日本で走ったことがあるから断言できるんです。
昨今のテストチームと言うのは、モトGPチームと同じタイヤを使い、同じトラックを走る必要があるんですよ。それで、僕らで(ヤマハ側に)プレッシャーをかけ、ホルヘ・ロレンソをテストライダーに起用してもらったんですよ。
ところが、その後、コロナ禍となり、セパンで1日テストしたきり、すべては中止になってしまい…やっと行われた(10月の)ポルティマオテストでは、ロレンソがきちんとスタンバイできてなかったと言うわけでね。」
【来年はカル・クラッチローがテストライダーとなるが…】
「クラッチローは今シーズンまで現役だったから、本人のやる気が充分ならばマシンを限界ギリギリまでプッシュできるでしょう。
ただ、テストライダーよりも、テストチーム自体にもっと本格的な計画が必要なんですよ。ジョナス・フォルガーがテストライダーをやっていた頃は、コロナ禍の影響もなかったと言うのに、テストチームはそれほど懸命に作業していなかったから。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)
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なるほど。。
やっぱり物事簡単なことはないんですね。
個人的にはロレンソのファンでもありまして、彼のテストライディング等すごく楽しみにしていたのですが、あいにくコロナやろうのせいで。。
とにかく来年はヤマハが本来の強い走りを見せてくれることをきたいしています!
結局テストの体制が不十分ということだったと…
今年はロッシ以外みんな勝ったんですけどね…
ロッシとの高額な契約を解除してその資金をテストチームに回した方がお得という事かもな
ロレンソテストライダーには、世界中のホルヘファン・ヤマハファンが期待していたと思います。(自分もその一人)
しかしながら、コロナ禍の影響もありヤマハのテストチームは機能せず、ポルティマオのテストも散々な結果に…。
ですが、バレのコメントにもあるように、表彰台の経験もあるジョナスがテストライダーの頃もそれほど効果がなかったようですので、コロナ禍云々の前にテストチームに問題点が有るというのも、ある意味納得ですねぇ。
ロッシ目当ての売上もあるから外したら契約金浮くなんて簡単な話ではなくコストは浮くけど収入も減るんだから、それがまるっと開発に回せるわけでも無いし、代わりのライダーにだってギャラはいるんだから
単純に今ヤマハの開発が下手なんでしょ、コロナ前からワイルドカード参戦もなくテストもそんなにしてなかったし
まぁだからこそ当時ワークスにいたロッシ&ビニャにも改善できてない責任があると思うのでテストチームだけの責任にしちゃあかんよね
テストライダーがいい!って言ったのが全ていい物なわけじゃあるまいし、最後結果につなげるのはレースに出てる者の仕事
何年も改善されないのはチームのせいなら自分もそのチームの一員なんじゃないの?って思うけどね
ロッシは緻密に作業を積み上げていくタイプなので、昨今のコンストラクター、チーム、ライダー全ての総力戦となってきているGPシーンにおいて、ヤマハの旧態依然とした運営方針に欠けている部分を的確に指摘し改善提案をしているだけの事。
ライダーから上がってきた問題点を、同じレベルと条件で検証することが出来なければ意味が無いってことを言いたいんだと思う。
テストライダーの仕事は新パーツのテストだけじゃなく、最前線のライダーから上がってきた問題点の検証も含まれてる。
データロガー通りにマシンを走らせて、再現するための走行条件や腕が必要。
高額のテストライダーを起用しても、そのスケジュールを取ることが出きなければ事が進展するわけもなく。
検証が不十分なら開発が迷走してもしょうがない。
今ヤマハが陥ってる問題はそこだと指摘してる。
2016年ってミシュラン初年度ですよね。
何年たってもミシュランに合わせ込めないメーカーとライダー両方の責任かと。
ずっとミシュランはリアタイヤメインって言われてるのに未だにブリヂストン時代の開発方向で迷走してるんじゃないかな?
バレの経験は武器になるけど足枷にもなるんよね。
バレの発言力が減って今後は良い方向に向くと良いけど。
>「クラッチローは今シーズンまで現役だったから、本人のやる気が充分ならばマシンを限界ギリギリまでプッシュできるでしょう。
なるほど、前シーズンまで現役でも本人のやる気が十分で無いとダメと
やる気が十分じゃない人が居たと言う事ですね(笑)
ロッシが引退してテストライダーになれば・・・・まぁそれは無いか。
ロッシ以外は勝ってるって言う人いるけど、ビニャーレスやクアルタラロ見てたらヤマハに問題があるのは明白でしょ。
結局マレリ社の人間をよくわからん理由でリクルートしなかったことがここまで響いてるんだと思うけど。
2016年にタイヤとECUが変わるっていうのが厄介だったね。段階的に変更していればこうはなってないかも?
リア空転もあるし、もしかしたら、未だにマレリに合わせ込み不足も・・・
最終評価はファクトリーライダーがやるはずで、本社サイドは、そこからフィードバックないと、なにも開発できないはずだけど。それとも、YAMAHAさんは一般的なやり方で開発してないのかな?最多勝のメーカなのに。
BS当時の鋭い感覚を未だ覚えているライダーと、それよりは次世代の乗り方でミシュランに合わせているライダーと、異なる世代で活躍する人材を抱えるチームならではの問題でしょうか?
ヴァレが早くないのは、一線を越えた無茶をしないからだと思います。マルケスとクアルの強みであるあの走り。仕方ないけど。
それ以上に、ヤマハが結果的として自らのやり方に固執しているのがそもそもの原因かと。
謝罪したって変わらないのだから、そんなレベルの話じゃないんですよ。暗黒時代の悔しさを覚えている社員がもういないのかな。
確か、あの時代より勝利数少ないんだよね今って。
鷲見さんはロッシがヤマハに移籍した頃からずっとmotogpマシンの開発に携わってきていて古沢さん時代を経験している。
元マレリ社の人間も既に入れている。
ヤマハは最高速が劣っていて開発が遅れているイメージがあるが、昨シーズンは最多の7勝。
2019と同じマシンを使用していたモルビデリが好調な事、テストをあまりしていない事、フォルカダを除く他3人のチーフメカはM1の経験が少ない事を考えると、マシンは改善されているがレースウィークで他メーカーよりセッティングを煮詰めきれないだけな感じもします。
ブラドル、ピッロ、ペドロサ、ギュントーリらはマシンだけではなく、テストしたトラックの状態や新タイヤとの相性、耐久性などの情報なども入手できますからね。
レースウィークで始めてそのシーズンのトラック状態を確認し、新マシン、新タイヤでセッティングしていくヤマハワークス勢は不利ですわ。たまたまバッチリ決まれば速いけど。
シーズン前はタイヤ仕様変更がヤマハに有利の前評判だったんたけどね。
結局データが揃っても最終的に分析して具体性を示すのはプロジェクトリーダーなのだから、そこが機能してないのかと
自他共に認める信者レベルのファンですが、少し腑に落とせない発言かな?
2004年から緻密に育て上げたM1がマレリとミシュランで機能不全に陥り復活に手間取った事は責めてもやむ無しです。
しかし、2019、2020の回復状況は弟子やチームメイトの数字が事実であり、残念ながらセッティングとライダー技能の部分で最適解を見いだす事が出来なかったとしか云えません。
doctorに期待する事は、育ての親として若手の最新ライテクを貪欲に盗み、誰よりも備えている経験値を融合させて若獅子達と対等以上のパフォーマンスを見せてくれる事です。
このオフと来シーズンはあらためて自身と対峙してファンをドキドキさせて欲しいと思います。
シートを離れるその時まで応援します。
一点ですが気になるのは、2016年から電制とM社17インチ統一化されて、バレのリヤタイヤスピニングに依る消耗コメント頻発と珍しいホルヘの連続転倒等、前年の違う様相を見受けました。
日本でも翌年から17インチ化されるも、モトGP程の影響は無かったように思います、もともとヤマハの電制開発は確かに、元マレリ社人材等の開発によってかなりの優位性が有ったのも確かです、日本ファクトリーはこの恩恵で、未だに選手権の優位性を保っているように思います。
シャケさん達開発OBからの電制に頼る、マシン開発よりフレームや車体バランス大事とのコメントも有り、特に今のデリケートな17インチタイヤに合わせた、KTM のようなしなやかさを持つ車体剛性も必要ではないかと・・・バレマーベリック以外にも今季ファビオのタイヤ高空気圧によるアンダー等、ヤマハM1は硬いフレームに移行しているように見受けられます。
来季はエンジン仕様変更出来ず、今こそ車体剛性バランスの見直しの良い機会かと思いますし、電制に頼るのではなく、車体剛性の開発見直しと、そこからくるセッティング幅の広がりから現状改善の出口が見えてくると思うのです。
まあ、素人の戯言ですが・・・ヤマハの爽快コーナリングマシンM1の復活、来季こそ。
レギュラーライダーとテストライダーが顔を突き合わせて話をしてるかそうでないかの差は出るだろうね
あとはマテリアルをたくさん試して効果測定データと各ライダーの乗り方や抱える問題点を分析できる能力が開発チームにあるのかどうか
なまじ7勝してるからヤマハも重い腰が上がらないだろうけどな