『2021 セパンテスト モトGP 初日』
★3月6〜7日の日程で、カタールサーキットでモトGP公式テストが始まった。
★初日は上位14選手のタイム差が0.897秒。
★なお、コースレコードは以下の通り。
オールタイムラップ:2019年のマルク・マルケスで1’53”380。
ベストレースラップ:2016年のホルヘ・ロレンソで1’54.927。
ベストポール:2019年のマーヴェリック・ヴィニャーレスで1’53.546。
トップスピード:2019年のマルク・マルケスで時速352.0km。
★カタールテストの最速は2020年初日のアレックス・リンスによる1’54”462。
★首位アレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー、1’54”687、57周回)。スリップストリームを利用して記録。コンスタントでペースも良好。
チームメイトのロレンツォ・サヴァドーリは19位(1’56”511、42周回)。
★2位ステファン・ブラドル(ホンダテストライダー、1’54”943、54周回)。異なる3パターンのマシンを試用。新フレームをテスト(ヘレステストで既にテスト済み)。
正規ライダーのポル・エスパルガロは17位(1’55”878、68周回)。ホンダ機初乗り。
★3位ジョアン・ミール(スズキファクトリー、1’54”980、45周回)。楽に好タイムを記録している様子。
チームメイトのアレックス・リンスは8位(1’55”198、46周回)。いつも通り、安定している。動きもよく、ポジティブ。
テストライダーのシルヴァン・ギュントーリは25位(1’57”460、51周回)。
テストライダーのタクヤ・ツダは29位(1’59”693、26周回)。
スズキ選手がトラック入りしたのは最後の方で、周回数も他の選手より少ない。マシンはいくらか改良されているが、ベースは同じ。
★4位ジャック・ミラー(ドゥカティファクトリー、1’55”022、54周回)。楽に好タイムを記録している様子。
チームメイトのフランチェスコ・バニャイアは13位(1’55”572、50周回)。第1セクター終盤で転倒。
新カウルには新たなウィングが前後に付けられている。
★5位ミゲル・オリヴェイラ(KTMファクトリー、1’55”084、59周回)。
チームメイトのブラッド・ビンダーは12位(1’55”535、52周回)。転倒。
テストライダーのダニ・ペドロサは26位(1’57”617、48周回)。
★6位ヨハン・ザルコ(ドゥカティ・プラマック、1’55”110、54周回)。トップスピード時速345kmを記録。
チームメイトのホルヘ・マルティンは18位(1’56”147、37周回)。
★7位フランコ・モルビデッリ(ヤマハ・ペトロナスSRT、1’55”174、61周回)。ペースはいまいち。
チームメイトのヴァレンティーノ・ロッシは14位(1’55”584、54周回)。ペースもいまいち。
★9位マーヴェリック・ヴィニャーレス(ヤマハファクトリー、1’55”259、50周回)。ペースは良好。
チームメイトのファビオ・クアルタラローは15位(1’55”707、69周回)。ペースもいまいち。
テストライダー2は16位(1’55”807、20周回)。
テストライダー1は21位(1’56”641、37周回)。転倒。
テストライダー3は27位(1’58”696、23周回)。
ヤマハのテストライダー陣はセッション中にマシンを乗り換えるため、名前を特定できず。
ピットボックス裏に異なるフレームが数種類、カーボン製スイングアームが置かれていた。おそらく、新ウィングも用意されている模様。
★10位アレックス・マルケス(ホンダLCR、1’55”278、48周回)。タイム更新中に最終セクターで転倒。ペースはいまいち。
チームメイトのタカアキ・ナカガミは11位(1’55”467、58周回)。ペースはいまいち。
★20位エネア・バスティアニーニ(ドゥカティ・エスポンソラマ・アヴィンティア、1’56”593、51周回)。スリップ転倒、ケガなし。
チームメイトのルーカ・マリーニは24位(1’57”335、49周回)。
★22位イケル・レクオナ(KTMテック3、1’56”920、55周回)。
チームメイトのダニーロ・ペトルッチは23位(1’56”989、60周回)。KTM機初乗り。
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Moto.it』)
『2021 カタールテスト初日 モトGP』
モトGPプライベートチームは1シーズン、どのぐらいお金がかかるのか?って話は、note『VR46はモトGP参戦するのか?グレジーニチームはどうなるのか?』でどうぞ!
ブラドルは目立たない方が良いんじゃないの?
テストライダーの制約が変わるやろね