『バニャイア:総合首位でもメンタリティはそのままで…』
★5月13日、フランスGPの木曜会見でフランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)が、次のように話した。
【(プレスカンファレンスで)総合首位として中央席に座った感想は?】
「まだ10日しか経ってませんからねぇ…もちろん、ここ座れることは素晴らしいですよ。でも、だからと言って、メンタリティを変える必要はないわけで…。これまでのキャリアでしてきた通り、レース毎に考えていくだけです。」
【今回のレースに向けて、覚悟はできている?】
「はい。ただ、天候がはっきりしないんで…。去年はウェットで、レース中盤以降でかなり苦戦したんですよ…前半は好調だったんですけどねぇ。
通常、ドゥカティ機はウェットが強いのだけど、とは言え、楽ではないから。上手く合わせていかなければならないんですよね。」
【現在のドゥカティ機は、あらゆるコンディションにおいて高い戦闘力を維持できるの?】
「今も言った通り、ウェットに関しては、あまり予想は立てられないんですが、でも、ドゥカティ機の戦闘力は高いと思いますよ。多くのライダーが速いことが、その証明になってるでしょ。」
【ここは『ストップ&ゴー』のトラックと呼ばれているが…ドゥカティ機には有利なの?】
「僕としては、正確には『ストップ&ゴー』と言う感じがしないんですが…長いコーナーもいくつかあるし。ただ、カタールやフィリップアイランドみたいなものではないけど。
とにかく、ここは走行ラインが1つしかないんで、もう、そこを走るしかないんですよ。違いを出すのが難しいんですよね。」
【まだ5戦目だが…既にマルク・マルケスはタイトル争いから外れたと思う?】
「なんとも言えません。当然、時間が必要なわけで…回復に手間取ってるようですからね。
ポルティマオでは凄いことをやっていたけど、ヘレスでは苦戦していたようなんで…。多分、ウェットになったら、助かるんじゃないんですか。ただ、どうなるかは分かりませんけどね。
もし今回、マルケスが以前のように速い走りをするようなら、タイトル争いには加わっていけると思いますけどね。」
(参照サイト:『Moto.it』)
なぜ今年のドゥカティ機はこんなに強いのか?って話は、note『2021スペインGPまとめ』でどうぞ!