『モルビデッリ:ヤマハ継続が希望だが、すべてはチーム次第』
★5月14日(金)、フランスGPでフランコ・モルビデッリ(ヤマハ・ペトロナスSRT)が、FP1で13位、FP2で5位だった。なお、FP総合も5位。
★他のヤマハ3選手と同様、ウェットだったFP1は不調ながら、ドライのFP2では強い走りができていた。
★モルビデッリ選手のコメント。
「ちょっと心配で…ウェットではイマイチだったから。ドライの時のように、キレのある動きができないんですよ。マシンの荷重バランスが変わってしまうようで、ル・マンでは特にそうなんです。去年も苦戦していたから。
多分、ヤマハは、その辺に手を入れていかなければならないのでしょうね。ただ、今日は確信を得ましたけどね…ウェットを改善させなければならないのは当然として、でも、ドライなら好結果が出せるってことに確信が持てたんで。」
【ウェットで苦戦してしまうのは、トラックのせいなの?】
「正確には何とも言えません。僕としては、複数の要素が重なってのことだと思いますが。うちのマシンは路面がウェットになると、グリップ低下で苦戦してしまうんですよ。ドゥカティやホンダに比べ、加速で苦戦してしまい…ここはハードな加速が3〜4ヶ所あるんで、そこでタイムロスしてしまうんです。
ヤマハ機の強みはコーナー中盤の速さなんですが、ウェットだとそれを活用できないんです。」
【もしフラッグ・トゥ・フラッグになったら?】
「どうなってしまうんでしょうかねぇ…そう言うレースって、したことないんで。僕個人としては、一貫した状況の方が絶対に良いんですけどねぇ。」
【2022年のモルビデッリ選手の去就については?】
「僕はヤマハ機が好きだし、このまま続けて行きたいと思ってます。ベストマシンでサポートしてもらえたなら、ヤマハ愛がさらに深まるんですけどねぇ。
とにかく、まず、どんなマシンに乗れるのかですよね。うちのチームとヤマハの間で、きちんと確証を取って…とにかく、まずその辺を先にはっきりさせないと。
ペトロナスチームが、このままヤマハ機でやっていくのかどうかですよね(※モルビデッリ選手は2022年末まで同チームと契約済み)。それがはっきりしたら、その後のことを決めていきますよ。」
【ヘレスGP中、『2022年は最新ファクトリー機に乗れる』と言っていたが…】
「それは僕の契約内容からすると、2022年はそう言うマシンに乗れると言うことです。それは契約書にきちんと書かれていて…ただ、どこのマシンなのかは特定されてません。」
【他のメーカーからオファーが来てると言うのは本当?】
「僕自身が話をしたのは、現在のチームだけです。ただ、他のメーカーが関心も持ってくれていると言うことは知ってます。」
【オーストリアが2戦となったが…】
「あそこは好きなトラックだけど、ただ、うちのマシンににとってはベストじゃないんですよねぇ。」
(参照サイト:『Moto.it』)
モルビデッリが「僕だって、怒ることはある」って言った話は、note『2021スペインGPまとめ』でどうぞ!
モルビデリは是非ともヤマハに欲しい
今じゃ、ビニャーレスより頼りになる
ってか、これだけの走りをしているのにファクトリー待遇じゃないのが解せない
もしかしてロッシ体制排除の流れ?
お金を貰って働くプロならばお金で決めなきゃいけないんだろうが、ヤマハでうまくいっているのだからヤマハにいるのが一番良い。どんなに大金積まれてもホンダには行ってはいけない、今のあの車なら。