『ロッシ、アパレル会社&ライダーズアカデミーをサウジアラビア王子に売却!?』
★ヴァレンティーノ・ロッシ率いるVR46チームが2022年よりモトGPクラスに参戦し、メインスポンサーはサウジアラビアのアブドルアジーズ・ビン・アブドゥラ・アール・サウード王子が所有する『Tanal Entertainment Sport & Media』社で、2022〜2026年まで1シーズンにつき約2000万ユーロ(約26億円)の支援が予定されている。
★8月3日、イタリアのビジネス紙の報道によれば、当初、王子サイドはVR46チームのモトGP/モト2/イタリア選手権参戦を支援するのみの予定だったが、現在、『VR46ライダーズ・アカデミー』とアパレル会社『VR46』を約1億5000万ユーロ(約195億円)で購入することも希望している模様。なお、購入後も運営・管理はロッシ側に任されるとのこと。
★現在、サウジアラビアの投資家らは石油に依存するのではなく多角的な経営を目指そうとしており、2030年までに二輪/四輪レース事業に集中していこうとしている模様。
また、新世代車両の生産や自動運転テクノロジーの開発も手がけていきたい模様。
★『Tanal Entertainment Sport & Media』社はモータースポーツのチャンピオン養成学校を創設しようとしており、二輪に関しては、ヴァレンティーノ・ロッシおよびVR46ライダーズ・アカデミーが国際的に最高レベルにあると言え、実際、低排気量クラスからモトGP昇格までの育成が可能であることを証明している。
★近々、予定されている王子の記者会見で、詳細が公表される模様。なお、同会見の日時は未定。
★また、6月末に王子サイドからVR46チームへのスポンサード契約を否定する声明が出され、その後、王子みずからが火消しをしたものの、同スポンサードに関する詳細声明がいまだ出されておらず、同会見ではその点についても触れられる予定である。
(参照サイト:『Sole 24 Ore』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Mowmag.com』)
(Photo:Instagram)
なぜかVR46チームと王子のスポンサード関係に、米仏メディアや各種機関が干渉してる…って話は、note『ロッシ&ドヴィツィオーゾ去就まとめ』でどうぞ!
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売却というより買収。
VR46を乗っ取ろうとしているのでは。
王子の名前が長い
乗っ取りというよりいよいよGP界に黒船、ようはファンド並の投資対象としてオイルマナー旋風が巻き起こりそうな予感がしますね
これが成功すればアメリカを始め各国の投資会社がチーム、ライダーへの関与を争って今まで緩かった契約制度や待遇が一変するかも知れない
ヴァレのVR46がGP界にまた新しい一石を投じる
サッカーやF1もファンドの投資対象となって久しいが、その波がMotoGPにも来たってことかな?それだけの価値が出てきたって事は喜ばしいが、あまりにもビジネスの色が濃くなってライダーの存在価値が霞むようにならない事を願う。
経済の思惑を無視し、グローバルなコロナ禍によって、ナショナリズムや民族意識などの勃興も見受けられ、リスクが懸念されるなぁ。