
『ロッシ引退公表、会見一問一答:前編』
★8月5日、ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハ・ペトロナスSRT)が2021年末の引退を公表した。
★ジョヴァンニ・ザマーニ記者(イタリア衛星放送『SKY』レポーター)が、会見の模様を時系列でライブ報道した。なお、時刻は現地時間である。
14時00分
ドルナより本日16時15分に、ヴァレンティーノ・ロッシの会見が行われることが通知される。
遂に、その時が来たようだ…ロッシは引退するのか?それとも現役継続か?なんら確証はないが、少なくとも、もうヤマハ選手でなくなることは確かだろう。もし継続であっても、VR46チームからドゥカティ機で、異父弟ルーカ・マリーニと組んで参戦するだろうから。
それが(スポンサーである)王子の希望なのだし、多くのファンも望んでいることなのだ…ただ、あくまでもスポンサーの意向に屈したと言う形にはなってしまうが。
ロッシはここ数ヶ月の間ずっと、自身のチームからの参戦はほぼ不可能だと、あれはVR46ライダーズ・アカデミーの若手選手のためのポストなのだからと言い続けているのだから。
だから、もしそれを覆して自身の参戦を決めるのは、あまりにも奇妙な決断だと言えよう。ただ、何が起きても不思議はないのだ。
とにかく、16時15分まで待つしかない。会見が開始したら、ライブで伝えていく予定である。
16時15分
会見が行われるカンファレンスルームに、カルメロ・エスペレータ(ドルな代表)も来場。これは何を意味するのか?
16時18分
ロッシ来場。現在、マイクの調整中。
16時20分
ロッシが会場中央に設置された椅子に向かいながら、
「くっそ〜(※実際はエミリア・ロマーニャ地方の方言で言った)、あそこに一人で、ぽつんと座るの?テーブルぐらいあってもいいだろうに…」と言う。
16時23分
ロッシ発言。
「僕は引退します。ちょっと、なんて言っていいのか…って感じなんだけど、今シーズンに入ってからずっと、僕は『夏休み中に決める』と言ってきたじゃないですか。
残念ながら、モトGPライダーとして最後のシーズン後半を送ることになりました。
キツいですね…こう言うのはキツいんですが…2022年はもう、これまで長年続けてきた二輪レーサーではなくなると言うことです。2022年、僕の人生は変わるわけです。
まぁ、物凄いキャリアにはなりましたけどね…実に面白かったですよ。世界選手権に25〜26年間参戦し続け、チームや皆さんと共に忘れがたい時を過ごすことができました。
これ以上、言い添えることはないでしょ。本当に、『僕は今シーズン前半、自分でタイムリミットを設け、今年末に辞めることにした』と言うことだけです。
これがモトGPライダーとしての、最後のシーズンになります。あと20〜25年は参戦し続けたい気持ちだけど…無理ですからねぇ。
素晴らしかったですよ。忘れがたい瞬間も数多くあり、実に面白かった。この30年間やってきたようにマシンを走らせることは、もうないでしょう。」
16時24分
ロッシ選手のこれまでのキャリアを辿る短いビデオ映像が流される。
16時27分
ビデオ終了後、ロッシ選手は興奮した面持ちである。
[ 中編に続く ]
(参照サイト:『Moto.it』)
(参照サイト:『SKY』)
VR46のモトGPチームがスポンサーと決裂か!?…って話は、note『ロッシ&ドヴィツィオーゾ去就まとめ』でどうぞ!
doctor、ありがとうございました。
あと20~25年走りたい!?
本当にバイクが好きなのね。
そんな風に思えるものに出会えて幸せですね。
そして、その様子をずっと一緒に見せてもらえた私も幸せだわ。
来年以降も注目するけどね(^-^)
おつかれロッシ
ロッシお疲れ様
後は最終戦フィニッシュラインまで無事に走ってください
冗談抜きでテーブル位用意できなかったのかとは思う。
祇園精舎の鐘の音...
せつない...
キングケニーみたいに、8耐で走って欲しいです!
ロッシ史ありがとう!
記事冒頭の日付けが 7月5日になってますよ~
直しました!有難うございます♥
やっぱ、動揺しちゃったんですかねぇ…
椅子も随分じゃないですか?w
Yogiboにでも座ってもらって欲しかった
(協賛してないけど)
テーブルも用意されなかったのはなぜなんだろう? ワイン・ガードナーのとき、ドニントンでケーキとか振舞われてお涙頂戴だったのに。