『マルケス:トラックによっては2019年版マシンを使っている』
★今シーズン、マルク・マルケス(ホンダファクトリー)は3戦目のポルトガルGPから復帰し、現在までに表彰台を2回獲得(優勝&2位)、総合9位(92ポイント)に就いている。
★最近、マルケス選手がモトGP公式サイトのインタビューで次のように話した。
「毎レースのように優勝して結果が出てる時は、モチベーションを維持するのも楽だし、コメントなんかも聞き流せるんですけどね。
状況が厳しいと、あらゆることでダメージを受けてしまうような感じで…。」
【シルヴァーストン戦では第1ラップでホルヘ・マルティンを巻き込んで転倒していたが、アラゴン戦では慎重な操縦でフランチェスコ・バニャイアと競り合いをし…】
「今はそう言う操縦をしないと…多少のマージンを残しておかないとならないんです。密な競り合いができる状態ではないんで。
80%ぐらいの調子の日もあれば、60%ぐらいの時もあるもんですから。」
【ホンダ機の方はどう?】
「僕が復帰した時、マシンの戦闘力はイマイチだったんですよ。夏休み前なんかは、完全に手探り状態って感じで…。それでコンセプトの異なるフレームを大量に試し、今後の方向性を探って行ったんです。
トラックによっては2019年版マシンを使っていて…以前、僕が乗っていたままの状態で乗ってます。そっちのマシンの方がしっくりくるんですよね…残念ながら。
ザクセンブルク戦ではそれに乗り、各設定も2019年のままで…そうしたら、優勝したんですよ。」
【現在、総合順位ではホンダ勢トップだが…】
「なりたいのはホンダ勢トップではなく…世界のトップですから。だからこそ、(ホンダの)全選手がマシン改善に向けてエンジニア陣に協力し、2022年には戦っていけるようにしなければ。」
MOTOGP – Marc #Marquez punta l'attenzione sulla stagione #MotoGP 2022. Spalla ed evoluzione tecnica i due fronti con cui il pilota di Cervera sta lottando.@MotoGP @HRC_MotoGP #Corsedimoto https://t.co/1uHPn5yxUm
— corsedimoto (@corsedimoto) September 29, 2021
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
マルク・マルケスが「今、僕は普通のライダーだから…」って言った話は、『2021アラゴンGPまとめ』でどうぞ!
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エンジンの開発凍結が2020年型エンジン以降だったか2019年型エンジン以降だったかちょっと思い出せないが…
エンジン以外のフレームやらを全部2019年仕様にしたってことかな?
当時そのままの状態でってことはホールショットデバイスすらないのかもしれないが
GP史上最強のマシンだったとはいえ
ホールショットデバイス無しだと現環境じゃコーナリング速度で型遅れもいいところだと思うんだがなぁ…
ザクセンブルク戦が2019年仕様とは驚きました
興味深い情報がこれからも掲載されることに期待
中上が19年仕様を使用した際にポルからクレーム入っていたけど
改めて中上も19年のマシン使えないのかな?