スッポ談その1『マルケスのセパンテスト参加はモトGPにとって朗報』

『スッポ：マルケスのセパンテスト参加はモトGPにとって朗報』

★リヴィオ・スッポは1999年からドゥカティのマーケティング・ディレクターを務め、2010年にホンダHRCに移籍してマーケティング＆コミュニケーションマネージャーに就き、2013年から2017年末に辞めるまではチームマネージャーも兼任していた。

★1月26日、スッポ氏がイタリア大手サイト『Gpone』のインタビューで、次のように話した。

【つい先程、ホンダからマルク・マルケスのセパンテスト参加が公表されたが…】
（※マルケス選手は1月24日に医師の検査を受け、複視完治を確認。26日に、セパンテスト参加が正式発表されました。）
「おそらく、マルク本人でさえ、どんな風に進めていけるのか分かってないと思いますよ。ただ、良かったと思ってます…個人的に彼のことは好きなもんですから。もちろん、モトGPにとっても良いことですしね。
マルクのようなチャンピオンライダーが開幕戦から好調ならば、面白いシーズンになるじゃないですか。」

【今年のホンダについては？】
「すべては新マシンが、どれだけ改善されたかにかかっているでしょうね。去年はマシンがきちんと機能せず苦戦していたのを、マルクがなんとかカバーしていたが…。
代々、ホンダには抜きん出て勝てる選手がいるとは言え、ただ、マシン自体の戦闘力も高かったですからね…当初よりプライベート機でさえ、そうだったのだから。
当時、マックス・ビアッジがドゥカティやヤマハからのオファーを断ったのは、ホンダのプライベート機なら絶対に他のファクトリー機よりも質が良いと見なしていたからであってね。
現在は、そうとは言えない状態でしょ。」

【ホンダが、ジョアン・ミールと交渉を始めたと言う噂が出ているが…】
「（スッポ氏がホンダのチームマネージャーだった）2017年に、ミールのマネージャーと話し合ったことがあります。私はけっこう気に入っていたし、今でも気に入ってますよ。
ジョアンは22才でモトGPタイトルを獲得し、経験も積んできて…とにかく速いし、かなりの結果を出せるんじゃないんですか。
私なら、ペドロサが引退する時の後任として引き入れていただろうし、今でもそうするでしょうね。」

［　その2に続く　］

（参照サイト：『Gpone』）
（参照サイト：『Gpone』）
（Photo：Instagram）

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