『マリーニ:兄ロッシは変わったタイプのボス』
★ルーカ・マリーニ(ロッシ異父弟、ドゥカティVR46チーム)は、今年はモトGP参戦2年目で、現在、総合15位(5ポイント)に就いている。
★ルーキーだった昨年は2019年版型落ち機が大柄な体躯に合わず苦戦し、今年提供された最新ファクトリー機は2021年版ほど仕上がってはいないため、やはり苦戦中である。
★マリーニ選手が『MotoGP.com』のインタビューで、次のように話した。
【VR46チームの方は、どんな感じ?】
「新しいプロジェクトだし、ポテンシャルは高いでしょう。どのメンバーとも、一緒に作業をするのが楽しいです…ホスピタリティのスタッフからチーフメカニックまで、どの人ともね。
ビッグリザルトを獲得できると思っているけど、でも、そのためにはもう少し努力しないと。
今年、僕は最新ファクトリー機に乗れたんですが…まだ、テストが充分じゃなくって。シーズン序盤である現在、いくつかの点をきちんと理解し、改良を続けていかないと。」
【今年はモトGP2年目で…】
「去年はルーキーだったけど、11月のプレシーズンテストもなく、カタールで3日間のテストをし、その1週間後には開幕戦だったでしょ。だから、モトGPクラスだとどんな感じなのか、あまり良く分かってなかったんですよ。
今年は、きちんと準備してこれましたけどね。モトGPの場合だと、なにが必要か…100%の状態に仕上げるにはどうすれば良いかが分かってきたんです。身体トレーニングについては特にそうですね。」
【最新ドゥカティ機はどんな感じ?】
「あらゆる点において改良されてます…スピードからコーナー進入、ブレーキング、フロントへのフィーリング、ハンドリング等々…。
ドゥカティが実に良い仕事をしていると思います。マシンは本当に良くなっているから。
うちにとっては素晴らしい状況で…おかげで他の事柄に集中できますからね。 ライディングスタイルを変えるとか、マシンに合わせていく以外のことにもね。
今は思い通りの操縦ができ、どんな状況でも速い走りができそうなんですよ。」
【チームのボスとしてのヴァレンティーノ・ロッシは、どんな感じ?】
「(ただ見てるだけって感じではなく)常にしっかり関わろうとしてくれます…これまでの自分の経験や、レースへの取り組み姿勢を活かそうとしてくれるんですよ。
今でも現役レーサーだし…僕らは毎日、各種報告をするよう求められてます。変わったタイプのボスでしょうね…その点は確かでしょ。」
(参照サイト:『Mowmag.com』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo & Video:Instagram)
2022年版ドゥカティ機はどこが上手くいってないのか?って話は、note『2022 カタールGPまとめ』でどうぞ!
弟にはコメント無いね(笑)