『2022アラゴンGP モトGP 予選リザルト』
★9月17日(土)、アラゴンGP モトGPクラスの予選が行われた。
★予選2へ直接進出した選手は以下の10名。
ミラー、バニャイア、ベッツェッキ、バスティアニーニ、マルティン、兄ビンダー、オリヴェイラ、クアルタラロー、ナカガミ、リンス。
★予選1から予選2へ進出したのは、兄エスパルガロ&ザルコ。
★ドゥカティ
首位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー、愛称は『ペッコ』、1’46”069)。コースレコード更新。今季5回目PP。モトGPキャリアでは11回目。絶好調マシンを完全に乗りこなしていた。FP4でも強い走りをしていた。
2回目出走の最初のタイムアタックでは、チーム側から「第4セクターでスピードを稼げるよう、誰かの後追いをしてみたら…」と勧められたものの、自力で頑張った。
バニャイア選手のコメント。
「最初のタイムアタックの後、後ろにぞろぞろと他のマシンを引き連れてしまうのは危険だと分かっていたが、いきなり最強プッシュで始めてみました。速攻で好タイムを出そうとし、第2コーナーでは危なかったんですけどね。
昨日、第4セクターでトラブってたんですが、今日は解決できました。」
チームメイトのジャック・ミラーは2位(+0”090)。かなり好調だが、バニャイア&バスティアニーニの方がプラスアルファの力を持っているようだ。
ミラー選手のコメント。
「また良い土曜日になってくれてね。うちは上手いこと作業できていて、どんどん成長していってますよ。
ペッコ(バニャイア)の1周は…完璧って言うべきなのかもねぇ…自分がどれだけプッシュしたかは、自分自身で良く分かってるわけだから。
まぁ、ペースは良いし、タイヤのこともしっかり掴めたように思ってますけどね。良い仕事ができるんじゃないんですか。」
3位エネア・バスティアニーニ(ドゥカティ・グレジーニ、愛称は『ベスティア』、+0”244)。FP4でも強い走りをしていた。レースでは終盤までのタイヤマネージメントが大得意なので、また、バニャイア選手との決戦になるかもしれない。
バスティアニーニ選手のコメント。
「またチャンスが巡ってくるようなら、挑んでいきますよ。
今日は満足してます…上手いこと作業できたし、FP4も良かったんで。予選ではしばらく首位に立ててたけど、ペッコが物凄い1周を走ったもんだから…。僕はちょっとミスしてしまったんですよね。
でも、夏休み明けは予選が上達してるんで、満足してます(笑顔)」
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオは15位(ルーキー、愛称は『ディッジャ』)。
5位ヨハン・ザルコ(ドゥカティ・プラマック)。予選1で2位を獲得し、予選2へ進出。
チームメイトのホルヘ・マルティンは8位。
7位マルコ・ベッツェッキ(ドゥカティVR46、ルーキー、愛称は『ベス』)。
チームメイトのルーカ・マリーニは14位(ロッシ異父弟、愛称は『マロ』)。
★グリッド1列目を独占。また、トップ8内に6選手が入っている。
★アプリリア
4位アレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー)。予選1で首位を獲得し、予選2へ進出。ペースも良好。
予選1ではマルク・マルケスに後追いされ、口論になっていた。後追いされないようエスパルガロ選手はわざと第1コーナーでラインから外れたのだが、やや乱暴な戻り方でディ・ジャンナントニオ選手の前に入り込んでしまったため、現在、レースディレクションにより『調査中』となっている。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは16位。ペースはエスパルガロ選手よりコンスタント。予選1で転倒(※今シーズン初)。
★ヤマハ
6位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)。マシンのせいで苦戦。第4セクターではエンジン馬力のせいで、常に0.3〜0.4秒失速してしまう。これで6位獲得は奇跡と言えるだろう。FP4でのペースは良かったが、ドゥカティ機に囲まれての2列目スタートは大変だろう。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは20位(愛称は『フランキー、モルビド』)。
19位カル・クラッチロー(ヤマハWithU RNF)。引退したアンドレア・ドヴィツィオーゾ後任。
チームメイトのダリン・ビンダーは23位(ルーキー、最下位)。
★スズキ
9位アレックス・リンス(スズキファクトリー)。
チームメイトのジョアン・ミールは棄権。
★KTM
10位ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは11位。
21位ラウル・フェルナンデス(KTMテック3、ルーキー)。
チームメイトのレミー・ガードナーは22位(ルーキー)。
★ホンダ
12位タカアキ・ナカガミ(ホンダLCR)。
チームメイトのアレックス・マルケスは17位。
13位マルク・マルケス(ホンダファクトリー)。目の前の選手全員に後追いしていた。予選2へ進出できそうだったが、セッション終盤にポル選手の転倒によりイエローフラッグが提示され、最後のタイムアタックを完遂できなかった。金曜セッションではなかなか速かったが、予想通り、今日は全体的に問題が出ているようだ。
チームメイトのポル・エスパルガロは18位。
『2022 アラゴンGP モトGP 予選2リザルト』
『2022 アラゴンGP モトGP 予選1リザルト』
『2022 アラゴンGP モトGP FP4リザルト』
(Photo:Motogp.com)
相変わらずのバニャイア無双。
クアルタラロはラストアタックでバランス崩したけどファーストローには入れそうだった。
FP4も良かったし決勝は期待出来るけどスタートでライディングの相性悪いエスパ兄に前行かれると厳しそうだな。
包囲網を突破して何とかイタリア勢に打ち勝って欲しい。
バニャイヤ速い、強くなった、甘いマスクでこんなに速いなんて、、メンタルが落ち着いている、
クワルタラロ自滅すると、ポイントが一気に縮まってしまうので、なんとかしのいで欲しいですね、
モルビデッリは決勝でクラッチローの前行かないともう言い訳できない、、
ペッコはマシントラブルか貰い事故以外は止めようが無い
DUCATI勢だけが仕上がってる感じ
マルケスどうにかならんのかね?
あれはリハビリを兼ねて参戦するライダーのやることじゃないよ
チャンピオンシップの邪魔にしかならん
走れる状況じゃないミルもだし、参戦基準ってどうなってるの?
クラッチロー相当体にガタが来てるのにモルビデリより上って…モルビデリも怪我のことありましたがいよいよ危ないですね。そしてカルのインタビュー見ると相当キツそうですしギュントーリ雇えたらテスト分担したげてほしいですね。
中上選手は普通に頑張ってましたね。インタビューではほぼ繋ぎの一年契約と自嘲してましたがか細い糸を繋げるために気を吐いてます。でもどうやらフィーリングは心配されてるのかブラドル交代説は続きそうですね。マルケスへは来年に向けてのテストを…と本人にも確認してたのにレースになったら勝つまでやると方針転換してホンダボロクソ言うのは…けどまあ…色々やったとはいえポルのイエローなかったらいけてたかもってのを考えさせるのは凄いですね。スズキは…というかミルは来年マルケスと同じようにならないように自己判断での出陣はやめてほしいですね。
12km/h違うってファビオが可哀想になってくるね
さてそろそろ決勝。
スタート決めればセクター1の優位を生かして戦いようもある。
頑張れクアルタラロ!