『モルビデッリ&クラッチロー:フロントタイヤの空気圧が上がってしまい…』
★10月2日(日)、タイGP決勝戦でフランコ・モルビデッリ(ヤマハファクトリー)が13位《++22.439》で、カル・クラッチロー(ヤマハWithU RNF、ドヴィツィオーゾ後任)が19位(+36.532)だった。
★ヤマハファクトリーのファビオ・クアルタラローは17位(+34.072)となり、レース後は各種会見を拒否し、チームスタッフらとの会話にも応じなかった。
★モルビデッリ選手のコメント。
【今回、ヤマハ機全体に問題が起きてたそうだが…】
「フロントタイヤの空気圧が上がったせいで、タイヤのパフォーマンスが落ちてしまったんです。それで、オーバーテイクをするのが超困難になってしまってたんですよ。」
【クアルタラロー選手がタイトル防衛に苦戦しているが…】
「レースウィークエンドでは毎回、けっこうな数のドゥカティ機と戦わなければならないのは周知のことで…(ドゥカティ勢は)通常、バニャイアのサポートをしますからねぇ。
しかも、それに加えて、ヤマハ機自体の問題もあるわけだし…。」
★クラッチローテストライダーのコメント。
【今回、ヤマハ機全体に問題が起きてたそうだが…】
「今日は、ヤマハが主役になれるような日じゃなかったってことで…実際、そうでしょ。
マシンを曲げられないんだから。フロントタイヤの温度がやたら上がるもんだから、空気圧が上がりまくってしまってね…。
レースの間ずっと、フロントの空気圧が上がりまくっていて…まぁ、それだけのことっすかね。」
【通常、ヤマハ機を乗りこなせているのはクアルタラロー選手だけだが…】
「まぁ、ヤマハでもマルケス現象が起きてるわけでね。
他のヤマハ選手はファビオみたいに速くないけど、だからって、悪い仕事をしてるわけでもない感じでねぇ。
単純に、ファビオの仕事ぶりが驚異的だってだけの話でしょ。
マシンが馬力不足なんだから、そこを補おうと思ったら何か絞り出さなきゃならないわけで。
そう言う意味では、ファビオがこのマシンでやってることってのは、かなり特殊なことなんすよねぇ。」
★なお、レース終盤、クラッチローテストライダーはクアルタラロー選手に後ろに付かれた際、順位を譲っていたが、結局、クアルタラロー選手はポイント獲得には至らなかった。
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Twitter)
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ですよね
確か終盤カルがファビオの前を走ってたはずだけど、最終順位はファビオが前だった
カルは実戦のブランクもあるのにお見事
よし、8対4の総戦力戦だ。