MotoGP

モルビデッリ『ヤマハのエンジンは僕と同じ…片膝折れてる感じ(冗)』2022 バレンシアテスト

『モルビデッリ:ヤマハのエンジンは僕と同じ…片膝折れてる感じ』

★11月8日(火)、バレンシアサーキットで2023年に向け、モトGP公式テストが行われた。

★同テストでのヤマハファクトリー選手のリザルトは以下のとおり。

9位ファビオ・クアルタラロー
14位フランコ・モルビデッリ

★同テスト後、クアルタラロー選手は2023年版エンジンの改善具合に落胆していた。

★同テスト後、モルビデッリ選手が次のように話した。

【9月のミザノテストの際、2023年版エンジンは好調そうだったが…】
「奇妙なんですよね…新エンジンはグッとパワーアップするもんだと思ってら、そうはならなくって…。」

【この2ヶ月の間、何かが上手く行かなかったの?】
「2020年から2021年にかけても、同じことが起きてたんですよ…まぁ、エンジンも片膝折れてしまったと言うか(冗)。
何が起きてしまったものやら…エンジニア陣に訊いてみた方が良いでしょうね。もちろん、原因を探り、来年に向けて、解決策を見つけ出してくれるとは思ってますが。
エンジンはずっとヤマハの鬼門だけど、今はパニックになってる場合じゃないだろうし。」

【貴方の調子の方は…?】
「エンジンよりは、トラックに出た時のフィーリングとかパフォーマンスの方が心配ですね。
自分自身の感触は良くなってきたと思うし、新フレームだと特に良くなったと思いますけどね。ミザノテストに新フレームが投入された時、僕は他のマテリアルのテストで忙しかったんで、うちは従来の方で行くことにしたんですよ。
今回はエンジニア陣が他のフレームも用意してくれて…クアルタラローが使っているのに似ていて、良い感じなんですよ。手応えが良いし、一日の大半で使ってました。だから、僕は新エンジンではそれほど走り込んではいないんで、ファビオみたいにムカつくこともできないんですよね。
現在のフレームは気に入ってるし、スピード的にもペース的にも進歩しましたよ。ただ、もちろん、これで作業終了ってわけではないんですけどね。」

【今シーズン、ホンダ&ヤマハ機は欧州メーカー機のペースについて行けないことが何度かあったが…】
「僕はマシンのフィーリングが戻ってきて、自分の最大レベルに接近するようなライディングができるようになったんで満足してます。
エンジニア陣が懸命に作業してくれているのは確かだし、冬期間中にきっと好結果を出してくれると思ってます。日本サイドの作業メソッドは分かっているし…一歩一歩、小さく、でも、確実に進んでいくわけだから。
このまま進んで行ってくれることを願ってます。まずは作業に集中してもらって、パニックに陥らないようにしないと。」

【今シーズンについては?】
「長いシーズンだったから、皆、少し休養が必要でしょう。
僕の場合はけっこう大変でしたけどね…1年の80%は後方から追い上げ続け、残り20%では、多少は接近したとは言え、やっぱり後ろから追い上げてたんだから。
とにかく、今はバッテリーを充電して、きちんとしたモチベーションでまた始められるようにしないと。」

(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram

2位ビンダーと4位クアルタラローの違いは、フロントタイヤにありって話は、note『2022 ヴァレンシアGPまとめ』でどうぞ!

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