『マルケス:兄マルクのドゥカティ移籍の可能性は…』
★2022年のモトGPシーズンで、アレックス・マルケス(26才、ホンダLCR)が、総合17位(50ポイント)だった。ベストリザルトはポルトガル戦の7位である。
★アレックス選手は2023年に、ドゥカティグレジーニからモトGP参戦する。11月8日のヴァレンシアテストではマシン乗り換えはスムーズだったものの、タイムアタックでミスをして15位だった。
★先日、アレックス選手が『La Gazzetta dello Sport』のインタビューで、次のように話した。
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【ドゥカティの方は、ジジ・ダッリーニャ(ゼネラルディレクター)がグレジーニのピットボックスにも来て、選手の感想を聞いていたそうだが…】
「正直なところ、それが一番素晴らしかったですよ。ヴァレンシアテストの時はピットボックスに来て、ジジの作業チームを紹介してくれて、ミーティングをやりたいって言ってくれたんです。
僕はドゥカティとの直接契約じゃないし、(ドゥカティが)そこまでする義務はないんですが、でも、マシン改善のために選手全員のコメントを聞きたいからって。
これまでは、自分のピットボックスに入って、チーフメカニックと会ったら、それで完了だったんです。ピットボックス内にいるのはLCRのスタッフで、ホンダからは誰も来てませんでした。
ドゥカティのやり方には驚いてるんですよね。」
【兄マルク選手の方は、同テストで不満足そうだったが…】
「テスト後、一緒の車で帰宅したんですが、ほとんど会話はなかったんですよ。兄はムカついていて、機嫌が悪かったんで。
『なにか新しいものを試した?』って聞いたら、『試したけど、全然上手く機能しなかった』とだけ。
僕の方からは、『ドゥカティの方は違う感じだったよ』としか言いませんでした…兄とは言え、負けたくないんで。」
【もしかしたら貴方が、マルク選手とドゥカティの橋渡しになるのでは?と噂になっているが…】
「今後、ホンダがきちんと前進していくようなら、兄が離脱するとは考えにくいでしょうね。
ずっとホンダから参戦してるんだし、骨折した時は兄の状況を尊重して待ってくれてたんですから。
でも、もしマシンがタイトル争いできないようなら、(離脱の)可能性は有りでしょ。」
[ 完 ]
(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Mowmag.com』)
(参照サイト:『Automotorinews.it』)
(参照サイト:『Motorcyclesports.net』)
(Photo:Instagram)
ドゥカティの立役者ジジ・ダッリーニャって、どんな風に凄いのか?って話は、note『2022 ヴァレンシアGPまとめ』でどうぞ!