MotoGP

ペドロサ『ストーナーに劣等感を抱いたことはないが、マルケスには…』

『ペドロサ:ストーナーに劣等感を抱いたことはないが、マルケスには…』

ダニ・ペドロサ(37才)は2006年にホンダファクトリーからモトGP昇格し、2018年末に引退するまでチームを替えなかった。
なお、在籍中のチームメイトは、ニッキー・ヘイデン/アンドレア・ドヴィツィオーゾ/ケーシー・ストーナー/マルク・マルケスである。

★2022年はドゥカティ圧勝の年であり、大勢が2023年もドゥカティ天下が続くだろうと予想しているが、ペドロサ元選手だけはマルク・マルケス再生を信じている。

★最近、ペドロサ元選手がインタビューで、マルク・マルケスについて次のように話した。

「マルクには、不完全なマシンでも勝てると言うとんでもない能力があるんですよ。
ワンメイクタイヤが、ブリヂストンからミシュランに替わった時のことなんですが…僕はけっこう苦戦してたのに、マルクは同じ問題を抱えながらも馬鹿みたいなタイムを叩き出し、その年、タイトル獲得まで果たしたんですから。
問題を抱えながら、あんな走りができるなんて彼ぐらいですよ。予測不可能と言うか、化け物じみていると言うか…だから、ホンダが戦闘力の高いマシンを用意してやれば…たとえ完璧なマシンでなかったとしても、マルクならドゥカティの鉄壁を崩せるでしょうね。
身体コンディションがOKで新ホンダ機に上手く合わせていけたなら、たとえベストマシンじゃなくても確実にチャンピオン候補になるでしょう。」

【貴方は、そのマルケス選手とチームを組んでいたわけだが…】
「現役時代、僕はケーシー・ストーナーのような最強選手とチームメイトだったけど…でも、自分が劣っていると感じたことはなかったんですよ。
でも、マルクとは違いましたね…彼のテレメータを見ては、『いったい、どうやって…?』って思ってました。
あと、身体能力も化け物じみてるじゃないですか…もし僕が彼みたいに転倒してたら、あの10倍は手術を受けてるでしょう。
まぁ、そう言う選手がいたからこそ、ホンダは少し平衡感覚を失ってしまったのかもしれません…骨折によりマルクが長期欠場となったら、道に迷ってしまったのだから。
これからホンダがライバル陣に追いつき、マルクに戦闘力の高いマシンを提供するための時間は…わずかしかないんですよ。」

(参照サイト:『Mowmag.com』)

ペドロサが珍しくロッシに辛辣…「自分が速く走ろうとするのではなく、ライバルを遅くしようとしていた」って言った話は、note『ロッシ引退後の近況、ライバル陣の爆弾投下も…』でどうぞ!

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