『ザルコ:なぜコーチと破局したのか?』
★2023年1月1日、ヨハン・ザルコ(32才、ドゥカティプラマック)のコーチを務めていたジャン=ミシェル・バイル氏が、同選手とのコラボ関係を終わらせたたことを以下のように公表した。
《2022年シーズン中、取り組むべき諸々について分析し、改善に向け、この冬季シーズンは重要なものになると思っていました。
しかし、複数の理由から私のトレーニング計画や、2023年に向けての戦略を実現していくことは不可能となり…習慣を変えることの難しさは分かっていましたが、落胆しています。
また、この挑戦を完遂させることができなかったと言う気持ちもあります…もう終わってしまったのですから。
新たな挑戦が始まったら、またお会いしましょう。》
★ザルコ選手が、先日、仏雑誌『Moto Revue』のインタビューで次のように話した。
【コーチ解任については?】
「僕ももう15才の少年ではなく…誰かを困らせているかどうかを思い悩む年齢じゃないんですから。
金を払ってるのは僕なんですからね…53才の子供が幼稚な振る舞いをしてるのに(※バイル氏を指す)、我慢する必要はないでしょ。
確かにジャン=ミシェルのおかげで、物事をきちんと見極めるためにも身体を鍛える必要があると言うことは分かりましたよ。彼のヴィジョンは興味深いものだし、もっとトレーニングしなければならないと言う気持ちにはなりました。」
【2023年シーズンに向けては?】
「2022年より、もうちょっと良いものを体験したいですね。速い走りはできてたけど、ビッグリザルトを出すには充分じゃなかったから。
シーズン末になって突然、ほんの何周か走っただけで速さに対するフィーリングが掴めるようになったんですよ。何をすべきかは、自分で分かってますから。
ジャン=ミシェルに指導してもらってたけど、でも、僕は自分で自分のトレーニングメニューを考えることはできるんですから。僕は『感触』ってものが好きなんですよ。」
【目標は契約更改すること?】
「できるだけ早く契約更改をすることが目標ではなく、僕は結果を出したいんですよ。まだまだ出来るって、本当に思ってるんでね。
ペッコ(バニャイア)のタイトル獲得のおかげで、モチベーションが爆上がりしてるんですよ。」
(参照サイト:『Moto.i』)
(Photo:Instagram)
現在、バニャイアがロッシにコーチ役を依頼しているって話は、note『フランチェスコ・バニャイア特集』でどうぞ!
好きなライダーだったんだけど駄目だこりゃ