『リンス:トップスピードに問題…カレックス製フレームにも不信感…』
★3月26日(日)、ポルトガルGP決勝戦でアレックス・リンス(ホンダLCR)が10位だった。
★ホンダ選手のレースリザルトは以下のとおり。
10位アレックス・リンス(ホンダLCR、+11.591)
11位ジョアン・ミール(ホンダファクトリー、+16.992)※レース中にロングラップペナルティを1回実行した。
12位タカアキ・ナカガミ(ホンダLCR、+17.448)
※マルク・マルケス(ホンダファクトリー)は、第3ラップで転倒リタイア。
★リンス選手のコメント。
【今回のレースウィークエンドについては?】
「ちょっとストレスを感じてます。一番大変だったのは、オーバーテイクでの操縦で…まぁ、スタートの方は良かったんだけど…いくらか順位を稼ぐことができたから。
とにかく、そっちの点については悲惨な状態でした。」
【プライベート選手ながら、ホンダ勢トップとなり…】
「でも、ここで10位にしかなれなかったんですよ…しかも、前にいた選手らが転倒していたからでしょ。
ホンダ機に乗っているんだから、もっと上位でゴールできるレベルだと思うんですよ。ただ、今はこんな感じなんですよね。
次のアルゼンチンGPでホンダが僕に、何か新マテリアルを用意してくれるかどうか…。
でも、あそこのトラックが、うちにとってベストかどうかは分からないですけどねぇ…あそこも長い直線コースがあるから。」
【直線コースが問題なの?】
「新しいエアロダイナミクスのカウルを用意してもらえたら、直線コースでのトップスピードの問題を解決できるかもしれないんですけどねぇ。セパンテストの初日から、マシン自体には充分にパワーがあるって感じてたんで。
ただ、4速から5速に上げる時とか5速から6速に上げる時、マシンがロックされて動かなくなってしまうんですよ。
ギアが2〜3速の時に比べ、エンジンがアグレッシブではなくなってしまうんです。」
【来週、ホンダのテストチームがカレックス製フレームを試す予定だが…貴方はモト2時代にカレックス製フレームを使っていたでしょ…】
「カレックス製のフレームが役に立つのは、コーナーだけのはずなんですよ…4〜5速の時にはねぇ。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
ホンダは、まだまだ作業が山積み…って話は、note『2023年ポルティマオテストまとめ』でどうぞ!
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10位といってもサバイバルレースだったから実質はギリポイント圏ぐらい
ミルもリンスも転倒せず、今はデータと慣熟期間として少しでも長く乗るしかない
去年最終戦のウィナーなのに歯痒い
元SUZUKI関係者はどう思うのか
このメントからすると今のホンダはエアロのドラッグが大きいみたいですな。
ドカやアプリリアは同じダウンフォースでもドラッグが少ないからストレートが伸びるのか、あるいは同じドラッグをものともしないパワーがあるのか・・・
ここはダウンフォースと低ドラッグを両立しているレッドブルに教えを請うしかないんじゃまいか。
要するにパワー不足なんです。
F1でのホンダエンジンとおなじ、古くは第二次世界大戦の航空機エンジンとおなじことです。
これまでは扱いやすさや旋回性などの分野で一步も二歩も進んでたから勝ててたけど、それも差が縮まり勝てなくなった。
これからまた勝てるようになるのは、そう簡単なことではないと予想します。
NSR50さん>残念ながら2026年よりレッドブルがフォードと組むため、今シーズンよりレッドブルとホンダの間では技術交流は無くなっております。
むしろレッドブルとホンダの間には情報遮断が徹底されています。
NSR50 氏
ハンス 氏
F-1のレッドブルは既にスポンサー繋がり?でKTMの空力開発に協力していますので
ホンダへの協力は無理筋な話だと思われます。