『2023アルゼンチンGP モトGP FP2リザルト&トピックス』
★3月31日(金)、アルゼンチンGP モトGPクラスのFP2が行われた。
★予選2へダイレクト進出は以下の選手である。
兄エスパルガロ、ヴィニャーレス、ベッツェッキ、マリーニ、ザルコ、バニャイア、マルティン、ナカガミ、モルビデッリ、リンス。
★アプリリア
首位アレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー)。FP1では2位だった。昨年の同GPで優勝した。ペースも良好。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは2位。FP1では首位だった。絶賛成長中。ペースも良好。
ヴィニャーレス談。
「今年はコンスタントに上位にいなければならない年なんですよ。」
18位ラウル・フェルナンデス(アプリリアRNF、2022年はKTMテック3所属)。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは負傷により欠場(2022年はKTMファクトリー所属)。
★ドゥカティ
3位マルコ・ベッツェッキ(ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー)。相変わらず、強い。
チームメイトのルーカ・マリーニは4位(VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟)。冬季テストと同様に速い。
5位ヨハン・ザルコ(ドゥカティプラマック)。
チームメイトのホルヘ・マルティンは7位。いつもほど爆走してない。
6位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー、2022年チャンピオン)。苦戦気味だが、ペースは良い。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは肩甲骨骨折で欠場(2022年総合3位)。
11位アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ、2022年はホンダLCR所属)。1周タイムで苦戦気味だが、ペースは悪くない。
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオは15位。
※パオロ・チャバッティ談(スポーツディレクター)
「アプリリアに拍手を送りますよ…好結果を出し続けてるじゃないですか。」
※3〜5位まで、すべてドゥカティ機だった。
※ドゥカティ機は同トラックで優勝したことがないが、今年は悪くない。他のトラックよりは戦闘力が落ちているかもしれないが、それでも最強の走りを見せているので優勝争いも可能だろう。
★ホンダ
8位タカアキ・ナカガミ(ホンダLCR)。
チームメイトのアレックス・リンスは10位(2022年はスズキファクトリー所属)。
13位ジョアン・ミール(ホンダファクトリー、2022年はスズキファクトリー所属)。
チームメイトのマルク・マルケスは右手骨折で欠場。
※ホンダ2台がトップ10入りした。ホンダ機のパフォーマンスにサプライズ。
★ヤマハ
9位フランコ・モルビデッリ(ヤマハファクトリー、VR46ライダーズアカデミー)。
チームメイトのファビオ・クアルタラローは14位(2022年総合2位)。これほど苦戦するのは珍しい。チームメイトよりも下位なのも珍しいが、ピットボックス帰還時に苛ついているの様子なのが特に珍しい。
★KTM
12位ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)。
チームメイトのジャック・ミラーは16位(2022年はドゥカティファクトリー所属)。
17位アウグスト・フェルナンデス(GASGASテック3、2022年モト2チャンピオン)。
チームメイトのポル・エスパルガロは脊椎骨折で欠場(2022年はホンダファクトリー所属)。
※KTM機は大苦戦。
『2023 アルゼンチンGP モトGP FP2リザルト』
『2023 アルゼンチンGP モトGP FP2総合リザルト』
(Photo:Motogp.com)
元アプリリアでRSV4の開発に深く関わったジジ・ダッリーニャが、今のアプリリアの躍進に興味示して古巣に移籍したりしたら面白い(笑)
オリベイラがいたら1-3独占だったかも?
去年アレイシが初優勝したコースなので、アプリリアは期待出来そうです。
中上選手がホンダ勢トップなのが嬉しい。
Q1勢揃ってコーナーに不穏あるみたいですがいつもと違った感じのQ2勢には新鮮さがありますね