『阿部真生騎、ノリック息子がついに初陣:SSPアッセン』
★マイキ・アベ(阿部真生騎、19才)が、4月21日からのスーパースポーツ世界選手権 ダッチラウンド(アッセン)でデビューする。
★『VFT Racing』チームからヤマハYZF-R6機で参戦する。ゼッケンは『98』。なお、『FIM WorldSSP チャレンジ』としての参戦であり、欧州ラウンドからスタートとなる。
★マイキ選手の父親は故ノリフミ・アベで、マイキ選手が3才の時に一般道の事故で亡くなった。
★『マイキ』と命名したのはノリフミ選手で、『マイケル』に音が似ているから。マイケル・ジョーダンやマイケル・ドゥーハンのような世界的なスター選手になって欲しいと願った。
なお、マイキ選手は自身の愛称を『Mikey』としている。
★マイキ選手は2022年6月に、ヴァレンティーノ・ロッシのランチ(私設トレーニングコース)で開催された『Yamaha VR46 Master Camp』に参加した。
ロッシ選手は若年ライダー時代に故ノリフミ選手を敬愛し、自身のニックネームを『ろっしふみ』にするほどだった。
★マイキ選手は冬季オフシーズン中にスペインへ移住し、『Aspar KSB Technical Academy』でトレーニングを受けていた。
デビュー戦での目標はトラックやタイヤに慣れ、プレッシャーなしに経験を積んでいくことなのだが、メディアからの注目度からすると難しいだろう。
★マイキ選手のコメント。
「物凄くワクワクしてます…世界のトップクラスの選手らと一緒にレースに出られるんですから。
僕のチームメイトはかなり速いので、VFTチームに加わるのが楽しみなんですよね。
目標は…上手くいったならトップ10入りか、トップ5入りってとこなんですが、でも、とにかく、チームメイトと競り合っていきたいです。」
(※チームメイトのニコラス・スピネッリは、オーストラリア開幕戦で2位、インドネシア戦で9位だった。)
★なお、同世界選手権参戦には祖父ミツオ氏が帯同する。
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Site)
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