『フェルナンデス:自分の勘に従ったら、速く走れるようになった!』
★5月14日(日)、フランスGP モトGPクラス決勝戦でアウグスト・フェルナンデス(GASGASテック3、25才)が4位だった。
★転倒多発に助けられたとは言え、今回はスタートが上手かった。なお、KTM勢トップだった。
★フェルナンデス選手は2022年にモト2総合優勝をしたルーキー選手である。
★フェルナンデス選手のコメント。
【今日のレースについては?】
「上手くスタートを切り、先頭グループに喰い付いて行くことができました。
本当に嬉しいです。あいにく、予選後のスプリントで事故ってしまい、今朝もやっちゃったんですよね。大変でした…ちょっと信頼感を落としてしまって。
フロントタイヤでリスクを負ってみたんです…昨日はミディアムで失敗したけど、今日はソフトにして最後の最後までコントロールしていくよう頑張りました。
リクスを負った甲斐がありました。スタートも上手くいったし、好ペースを維持して先頭グループにも付いて行けたし。
最終ラップではアレイシ・エスパルガロと競り合って…勝てたんですからねぇ。」
【モトGPの5ラウンド目で4位を獲得…】
「やっと自分のマシンの感触が掴めました。ずっと完璧に乗りこなすことができなかったんです。
今週末は、どうすれば速く走れるのかが分かって…昨日は自分の勘に従って走ってみたんですが、昨日と今日と2回転倒したんでソフトを履いてみたんです。凄く良い感触でした。
今後に向けて、自分の勘に従ってみるって言うのは良いベースですよね。」
【最後のエスパルガロ選手との競り合いについては?】
「フロントタイヤが逝ってしまい、多分、アレイシはフロントがハードだったでしょう…速攻で追いついて来るんですよね。
僕が苦戦していて、このままの走行ラインではもう無理だって分かってたんでしょうね…フロントタイヤが限界ギリギリだったんで。でも、感触は掴めてたんです。
嬉しいですよ…モトGPの5戦目で4位だなんてねぇ。こう言うリザルトをもっと取っていきたいです…もちろん、4位だけじゃなく優勝もしたいです。」
【今週末の作業については?】
「ちょっとだけステップアップできました…初めて、ポジティブな週末でしたね。
KTMからは新たに試すようなものは何も提供されないんで、細かなところを変えてるだけなんです。でも、マシンの感触が少し良くなったんですよ。
他のサーキットでも同じようになると良いんですが…。」
(参照サイト:『Motosprint』)
(Photo:Instagram)
KTM好調はタイヤ空気圧の問題もコントロールできてるからって話は、note『2023 スペインGPまとめ』でどうぞ!
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