『クアルタラロー:ヤマハは保守的すぎる…もっとリスクを負うべき』
★9月29日(金)、日本GPのモトGPセッションでファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)が、午前セッション(FP1)は9位、午後セッション(PR)は13位だった。なお、土曜日は予選1からとなる。
★同日、ジョヴァンニ・ザマーニ記者(イタリア衛星放送『SKY』レポーター)が、クアルタラロー選手にポッドキャストインタビューを行った。
【これまでのキャリアで獲得した記録については?】
「良い記録はほとんどモトGPで取りました…モト3やモト2時代はちょっとだけです。
もちろん、まだまだ足りないんですけどね…もっと好記録を取らなければ。」
【ヤマハ機の戦闘力の低さについては?】
「(何度も質問されていることなので、答えづらいと認めつつ)説明するのは簡単なんですよ…ただ、ずっと同じ問題を抱え続けてるもんですから。
とにかく、スピードが足りないし、それだけじゃないんです。4年前のフレームは違いを生み出してくれてたのに、今のは駄目なんですよ。
あと、下降デバイスとかエアロダイナミクスの問題もあるし…。」
【インドGPでは好調だったが…】
「あの表彰台のおかげで、才能が枯渇してしまったわけじゃないんだって分かりました。
でも、不安な気持ちが出てくると、自分が何か間違えてるのかもって思ってしまうじゃないですか。
とにかく、他のマシンとの違いが本当に大きいんです。実際にトラックで見ると、TVで観るよりもっとはっきりしてるんですから。」
【日本GPの木曜会見でカル・クラッチローが、『クアルタラローとモルビデッリがエンジンの選択を間違えた』と言っていたが…】
「僕らは、目の前のエンジンの中から一番良いものを選んだんです。」
【ヤマハはギャップを縮めようと懸命に作業している?】
「それに関して疑いはないです…懸命に頑張ってくれてます。ただ、メンタリティを変える必要があって…ヤマハは、あまりにも保守的なんですよ。もっとリスクを負う姿勢にならないと。」
【新しい進行形式について、どう思う?】
「心身ともに、選手のストレスは増えてますね。」
【まだまだ夢はある?】
「はい、レース優勝がしたいです。インドネシアGPに大きな期待を抱いてます。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)
クアルタラローが「2019年版ヤマハ機は速くて楽だった…」って言った話は、note『2023 サンマリノGPまとめ』でどうぞ!
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「僕らは、目の前のエンジンの中から一番良いものを選んだんです。」
詳しいことは本人しかわからないのだろうが、ヴァレンティーノがヤマハへ移籍した時、もっとパワーがあるエンジンがあったのに、実戦での特性を重視して、違うスペックのエンジンを選んでいたなぁ
これはロレンソに乗ってもらわないと
昔スズキでもあったよね。イアンノーネがいた頃だったかな。
とにかくパワー求めすぎて出力特性無視した結果、ピーキーなエンジン選んじゃってスピニングが止まらないわタイヤは保たないわ散々だった。
クアルタラロもパワーさえ出してくれればあとは俺がなんとかするからとか思ってそう。気持ちはわかるけどね。
V4エンジン開発能力が無いんですかね?ヤマハは
なんで新しい事を頑なに受け入れようとしないのですかね