2023オーストラリアGP【モトGP：決勝リザルト＆トピックス】 - ITATWAGP | イタたわGP｜ITATWAGP

『2023 オーストラリアGP モトGP 決勝リザルト』

★10月21日（土）、オーストラリアGP モトGPクラスの決勝が行われた。

★22日（日）は悪天候にならなければ、12時（日本時間）からスプリント開催。

★ドゥカティ

首位ヨハン・ザルコ（ドゥカティプラマック）。モトGP初優勝。参戦7年目にして、遂に悲願の『祝バク宙』を果たした。
チームメイトのホルヘ・マルティンは5位。PPスタートで第1ラップから首位を固持し、後続を3秒以上引き離した瞬間もあったがラスト7周ぐらいから失速し始め、最終ラップの第4コーナーでザルコ選手に抜かれ、直後にバニャイア選手に、その数m後にディッジャ選手にも抜かれた。原因はリアをソフトタイヤにしていたから（※午前セッションではミディアムでも良い走りをしていたのに…ただ、ソフトの方が走りやすかった模様）。

Some said it was an old legend lost to the past 🤔

But finally, seven years later the @JohannZarco1 backflip returned! 🙌#AustralianGP 🇦🇺 pic.twitter.com/EOPyzLQJhd

— MotoGP™🏁 (@MotoGP) October 21, 2023

2位フランチェスコ・バニャイア（ドゥカティファクトリー、2022年チャンピオン）。総合順位ではマルティン選手を27ポイント引き離した。レース中は苦戦しているように見えたが、おそらく、タイヤ温存に慎重だった模様。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは10位（2022年総合3位）。

3位ファビオ・ディ・ジャンナントニオ（ドゥカティグレジーニ）。モトGP初表彰台。グリッド6位スタートから最高2位まで追い上げたが、最終ラップに入る前に抜かれた。もっと早くにこう言う走りをしていれば、現チーム継続となっただろうに…。
チームメイトのアレックス・マルケスは9位（2022年はホンダLCR所属）。

6位マルコ・ベッツェッキ（ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー）。
チームメイトのルーカ・マリーニは12位（VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟）。

※マルティン選手の方が速いが、バニャイア選手は完成度が高い。

★KTM

4位ブラッド・ビンダー（KTMファクトリー）。長く2位を固持していたが、その後、苦戦し、持ち直して2位争いに復活したが僅差で敵わず。
チームメイトのジャック・ミラーは7位（2022年はドゥカティファクトリー所属）。

18位ポル・エスパルガロ（GASGASテック3、2022年はホンダファクトリー所属）。
チームメイトのアウグスト・フェルナンデスはリタイア（2022年モト2チャンピオン）。

★アプリリア

8位アレイシ・エスパルガロ（アプリリアファクトリー）。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは11位。金曜セッションでは好リズムだったが、予選で失敗。予選ではソフトタイヤで2周タイムアタックした方が良かったのに、3周トライしてしまった。

13位ミゲル・オリヴェイラ（アプリリアRNF、2022年はKTMファクトリー所属）。
チームメイトのラウル・フェルナンデスは16位（2022年はKTMテック3所属）。

★ヤマハ

14位ファビオ・クアルタラロー（ヤマハファクトリー、2022年総合2位）。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは17位（VR46ライダーズアカデミー）。

★ホンダ

15位マルク・マルケス（ホンダファクトリー）。好スタートを切ったが、その後、徐々に下がっていった。
チームメイトのジョアン・ミールはリタイア（2022年はスズキファクトリー所属）。

19位タカアキ・ナカガミ（ホンダLCR）。
チームメイトのアレックス・リンスは棄権（2022年はスズキファクトリー所属）。ムジェッロでの負傷により痛みがまだ酷く、今日、再検査のためにメルボルンへ行った。