『2023 タイGP モトGP PRリザルト&トピックス』
★10月27日(金)、タイGP モトGPクラスのPRが行われた。
★予選2へダイレクト進出は以下の10選手。
マルティン、ヴィニャーレス、兄エスパルガロ、ザルコ、マリーニ、ベッツェッキ、バニャイア、クアルタラロー、ビンダー、A.フェルナンデス。
★木曜会見で選手らが「ゼロコンマ何秒かの僅差で決まってしまうだろう」と言っていたが、その通りになっている。16位ミールで首位との差が0.5秒未満なのだ。
★タイムアタックは全選手が前後輪ミディアムで挑んだ。
★ドゥカティ
首位ホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)。1’29”826。ここ最近は首位常連。タイムアタック前は5〜6位で、ペースは良好。第3コーナーでスリップ転倒(※戦慄ハードブレーキング地点)。ケガはなかったが、もしかしたらメンタル面に影響が出たかも?。
チームメイトのヨハン・ザルコは4位。苦戦気味だったが、最終的に浮上した。レース距離では常に問題を抱えがちだが、アプリリア勢とは異なり、セッションを重ねるごとにセッテイングを仕上げていってる。
5位ルーカ・マリーニ(ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟)。+0.199。午前セッションは苦戦していた。
チームメイトのマルコ・ベッツェッキは6位(VR46ライダーズアカデミー)。午前セッションは苦戦していた。
7位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー、2022年チャンピオン)。セッション中、ブレーキに問題が生じ、ディスクを交換していた。ハードブレーキングで苦戦気味だったが、新タイヤに履き替えたら7位まで浮上した。木曜会見で「予選1からスタートすべきではない」と言っていた。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは19位(2022年総合3位)。
14位ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(ドゥカティグレジーニ)。
チームメイトのアレックス・マルケスは18位(2022年はホンダLCR所属)。
★アプリリア
2位マーヴェリック・ヴィニャーレス(アプリリアファクトリー)。+0.098。昨年は苦戦していたが、今回はペースも良好。
チームメイトのアレイシ・エスパルガロは3位。昨年は苦戦していたが、今回はペースも良好。
17位ラウル・フェルナンデス(アプリリアRNF、2022年はKTMテック3所属)。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは21位(2022年はKTMファクトリー所属)。
※ファクトリー組は好調だ、まだ金曜セッションなので油断はできない(※土曜以降、後退してしまう傾向にある)。
★ヤマハ
8位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー、2022年総合2位)。他のメーカー選手に比べ、予選2ダイレクト進出が極めて重要である。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは12位(VR46ライダーズアカデミー)。0.087秒差で予選2への切符を逃す。ペースは良好。
★KTM
9位ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)。
チームメイトのジャック・ミラーは13位(2022年はドゥカティファクトリー所属)。
10位アウグスト・フェルナンデス(GASGASテック3、2022年モト2チャンピオン)。+0.304。
チームメイトのポル・エスパルガロは15位(2022年はホンダファクトリー所属)。
★ホンダ
11位マルク・マルケス(ホンダファクトリー)。0.065差で予選2への切符を逃す。
チームメイトのジョアン・ミールは16位(2022年はスズキファクトリー所属)。
20位タカアキ・ナカガミ(ホンダLCR)。
チームメイトのアレックス・リンスは欠場(2022年はスズキファクトリー所属)。
『2023 タイGP モトGP PRリザルト』
(Photo:Motogp.com)
ナカガミの順位がエライことに…
0.5秒内とはいえ、上位にDUCATI、下位にHONDAが揃ってるのだから結局実力差は変わらないのよね
中上が2011位に、なってますの。
中上選手の順位、直しました!
誤字を指摘していただいて、声を出して笑ってしまったのは初めてです。
ありがとうございますね♥
喜んで頂けましたか( ̄∇ ̄)