『バニャイア:なぜマルティンは速いのか?』
★10月27日(金)、タイGPのモトGPクラスでフランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)が、午前セッション(FP1)で10位、午後セッション(PR)で7位だった。なお、予選2へダイレクト進出である。
★タイトル争いのライバルであるホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)は、両セッションとも首位だった。なお、木曜会見でマルティン選手は「超速で走れてるおかげで、いまだにタイトル争いを続けていられる」と言っていた。
★バニャイア選手は8戦連続でマルティン選手よりも下位だった時も含め(※9月初めのバルセロナGP決勝から10月中旬のインドネシアGPスプリントまで)、常に平静を保ち続けている。
★バニャイア選手のコメント。
【今日はポジティブな1日だった?】
「そうですね…大満足ですよ。特にブレーキングでのフィーリングが良いんで…こんなにフロントで無理できるなんて久しぶりなんで、満足しています。」
【ルーカ・マリーニが『データを見たら、いかにマルティンが絶好調なのかが分かった』と言っていたが…】
「全般的に見て、ルーカの方が少し遅いからなのかもしれませんね。
現時点での僕とマルティンの差は…マルティンの方がブレーキングがちょっと遅めで、なおかつ、コーナー進入がちょっと強めだと言うことだと思います。
データ的には、それほど大きな差はないんですよ。とにかく、コーナー進入の際の各段階が本当に上手いんですよね。」
【セッティングに関しては?】
「うちは2種類用意していて…1つはオーストラリアの時の流れをくんだもので、もう1つはオーストリアの時のに似てます。どちらも強いブレーキングが必要なトラックですから。
オーストリア版の方が、僕はけっこう良い感じです。」
【今回はマルティン選手と接触戦もあり…?】
「ありだと思います。今日の拮抗具合からすると、競り合いレースになりそうですからね。まぁ、どうなることか…。
マルティンは違う戦法だったけど、うちもペースは互角だったし…けっこう似たような状況ですよ。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)
バニャイア2位で満足は…強がっているのか?って話は、note『2023 日本GPまとめ』でどうぞ!
(2024/11/22 01:26:47時点 Amazon調べ-詳細)