『2023 カタールGP モトGP PRリザルト&トピックス』
★11月17日(金)、カタールGP モトGPクラスのPRが行われた。
★路面がきれいになり、走りも強くなってタイムも削れてきた。
★セッション終盤はイエローフラッグが出まくり、多くの選手が自己ベストを無効にされた。
★予選2へダイレクト進出は以下の選手。
ラウル・フェルナンデス、ディ・ジャンナントニオ、ヴィニャーレス、ビンダー、兄エスパルガロ、マリーニ、マルティン、バニャイア、アウグスト・フェルナンデス、兄マルケス
★アプリリア
首位ラウル・フェルナンデス(アプリリアRNF、2022年はKTMテック3所属)。1’52”843(2021年のバニャイアによるPPタイムは1’52”772)。2022年版アプリリア機を使用。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは19位(2022年はKTMファクトリー所属)。
3位マーヴェリック・ヴィニャーレス(アプリリアファクトリー)。実はコースレコード(1’52”772)以上のタイムを記録したが、イエローフラッグにより無効となった。
チームメイトのアレイシ・エスパルガロは5位。
※トップ5内に3選手が入った。全体的に見て、今のところ、アプリリア機がNo.1マシンと言える。新タイヤでの動きが実に俊敏。
※マッシモ・リヴォラ氏(アプリリアレーシングCEO)のコメント。
「残念ながら、このまま路面にラバーが乗っていけば、うちはそれほど有利ではなくなるだろう。」
★ドゥカティ
2位ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(ドゥカティグレジーニ)。+0”049。常に上位にいた。
チームメイトのアレックス・マルケスは12位(2022年はホンダLCR所属)。
6位ルーカ・マリーニ(ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟)。好パフォーマンス。
チームメイトのマルコ・ベッツェッキは15位(VR46ライダーズアカデミー)。
7位ホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)。
チームメイトのヨハン・ザルコは16位。
8位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー、2022年チャンピオン)。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは18位(2022年総合3位)。前回優勝したが、今回はまた苦戦。2022年には同GPでモトGP初優勝を決めているが…。
※バニャイア&マルティン選手は2人ともタイヤ選択に悩んでおり、レースペースもいまいち。
マルティン選手の方がピリピリしているようで、ピットボックスに戻る度に明らかにがっかりしていた。
一方、バニャイア選手は落ち着いているものの、タイヤ選びに難儀しており、使えるタイヤ全てを試していた。また、ピットボックス内で長らくチーフメカニックおよびジジ・ダッリーニャ(ゼネラルディレクター)と話し合っていた。
両選手とも何か問題を抱えているようだが、土曜日の午前セッションは気温が極端に異なるため役に立たない。スプリントが決勝用の予習レースになるだろう。
※ドゥカティ勢はディッジャ選手以外、1周タイムで苦戦気味。
★KTM
4位ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)。同セッション中、コンスタントな走りをしていた。
チームメイトのジャック・ミラーは11位(2022年はドゥカティファクトリー所属)。
9位アウグスト・フェルナンデス(GASGASテック3、2022年モト2チャンピオン)。
チームメイトのポル・エスパルガロは14位(2022年はホンダファクトリー所属)。
★ホンダ
10位マルク・マルケス(ホンダファクトリー)。いつも通り、バニャイア選手の後追いをして(2回)好タイムを記録。
チームメイトのジョアン・ミールは17位(2022年はスズキファクトリー所属)。
20位イケル・レクオナ(ホンダLCR、ホンダSBK選手)。アレックス・リンス代役。
チームメイトのタカアキ・ナカガミは22位。
★ヤマハ
13位フランコ・モルビデッリ(ヤマハファクトリー、VR46ライダーズアカデミー)。
チームメイトのファビオ・クアルタラローは21位(2022年総合2位)。
『2023 カタールGP モトGP PRリザルト』
(Photo:Motogp.com)
コースコンディションで荒気味やね
ちょっと予測不可能かなぁ
中上くん、がんばれー・・・