『リヴォラ:バスティアニーニ加入?イタリア人選手だとやりやすいかもね』
★1月26日、ロサンジェルスでアプリリアの新プライベーター『Trackhouse Racing』の『2024年モトGPチーム・プレゼンテーション』が行われ、ミゲル・オリヴェイラ&ラウル・フェルナンデスらが登壇した。
★『Trackhouse Racing』はNASCARカップシリーズに参戦してきたアメリカチームであるため、マシンやライダースーツのカラーリングもアメリカンテイストとなった。
★同プレゼンテーションに参加したマッシモ・リヴォラ氏(アプリリアレーシングCEO)のコメント。
【今年はアメリカチームがプライベーターとなり…】
「マーケティング的にもパフォーマンス的にも、うちにとってはビッグチャンスですね…中期/長期計画の目標が、全選手に最新ファクトリー機を提供することなんですから。
今後、アメリカGPがもう1つ増えてくれると良いんですが…例えば、2年後ぐらいにねぇ。個人的にはラグーナセカが好きなんですが、現在のモトGP機向きではないでしょうね。
とにかく、逃してはいけないビッグチャンスでしょ…ナスカー参戦チームなんですから。つまり、既にメンタリティは適切な状態だと言うことですよ。
ジャスティン・マーク(下写真、チームオーナー、元レーシングドライバー)ともウマが合うんでね。」
【いずれ『Trackhouse Racing』は、アプリリアのセミファクトリーチームになるの?】
「まぁ、時間の問題でしょうね。彼らは最初から選手2名とも最新ファクトリー機に乗せたいようだったんですが、物理的に無理なんですよ。
うちとしては大幅にサポートしていくつもりなので、どんどんセミファクトリー化していくでしょうね。」
【エネア・バスティアニーニがアプリリアに移籍するのでは?と噂されているが…】
「皆さんも御存知かと思いますが、エネアは私のお気に入りライダーの1人なんですよ。
カルロ・ペルナット(※バスティアニーニ選手のマネージャー)も、良く分かってるはずですよ…ドゥカティとの交渉では、うちのお陰もあって、それなりの結果が得られたんだとね。
やはり、イタリア人選手だとやりやすいでしょうしねぇ。まぁ、エネアになるか他の選手になるか…その手の話題は、まだ早いでしょ。
もしかしたら、現選手らと契約更改するかもしれないし…ただ、『エコレース』では、イタリアのマシン&ライダーコンビが勝って、けっこう反響が大きかったんでねぇ。
とは言え、うちの4選手には満足してますけどね。
とにかく、序盤3ヶ月のライダー契約交渉は揺れまくるだろうから、うちは気持ちを鎮めて立ち向かいますよ。」
【2023年シーズンは右肩下がりだったが、2024年に向けては?】
「2022年はそうだったが、2023年は違いますよ…ヴァレンシア最終戦で、ヴィニャーレスがPPを獲得してますから。
(2024年に向けては)それなりに楽観的にかまえてますね。
日本メーカーには優遇措置が適用され、KTMは猛プッシュしているようだし、ドゥカティは参戦台数もリザルトも有利なわけでしょ。
うちはそうした中に留まりつつ…なかなか興味深いことになるんじゃないんですか。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Youtube)
2023年アプリリア不調は選手陣にも責任あり…って話は、note『ヴァレンシアGPまとめ』でどうぞ!
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ヤマハ機が相変わらず振るわなかったらファビオはアプリリアに行くような気がする。