『マリーニ:ドゥカティ機とホンダ機の違いは、けっこう大きい』
★2月1〜3日までセパンサーキットで、各モトGPチームのテストライダーとルーキー選手によるシェイクダウンが行われた。
(※ホンダ&ヤマハは優遇措置により正規選手も参加可能。)
★シェイクダウン最終日、ルーカ・マリーニ(26才、ホンダファクトリー)が8位タイム(+0.746)を獲得した。
ホンダ機に乗って、3日目である。
★ホンダはエアロダイナミクス関連で新パーツを投入し、フロント/リア両方に異なる新ウィングが搭載されていた。
The fork wings were introduced by Aprilia and then used by Ducati. Now, they’re also on the RC213V but in a different position compared to the Italian bikes. https://t.co/ccd06HpXBZ #motogp #honda #forkwing #sepang #ali
— GPOne.com (@gponedotcom) February 3, 2024
The German tester on the track with a new version of a tail, equipped with a mini wing, and a stegosaurus-like wing already used by Ducati https://t.co/vVFEqbqPFl #hondarc213v #StefanBradl #aerodinamica #ala #spolier
— GPOne.com (@gponedotcom) February 1, 2024
★マリーニ選手がモトGP公式サイトのインタビューで、次のように話した。
【今回のシェイクダウンについては?】
「今日は特に大変でした。でも、新マシンのプロジェクトの方向性を定めるべく、重要な1日になりました。
ポテンシャルは高いようだけど、まだ作業が山積みですね。」
【これまで乗っていたドゥカティ機との違いは?】
「けっこう大きいです…ただ、問題は1つ1つ解決していくように集中すべきでしょうね。
コーナー立ち上がりはマージンがあって…トラクションのグリップをもう少し上げるようにしなと。
あと、リアの安定感をもっと高めた方が良いですね…ウィングを利用してのダウンフォースが少し必要です。
エアロダイナミクス関連にけっこう手を入れている最中なんですよ…毎回、各メーカーが新案を投入してきてますからね。
その辺にもっと手をかけないと。」
【6日からのセパン公式テストに向けては?】
「まだチーフメカニックと話し合ってないんですが、全てにおいてベストなセッティングを探る必要があるでしょう。
僕は新入りだから少し学習しなければならないし、マシンも新しくなってるんで。
タイヤをきちんと機能させるにはどうすべきか…しっかり探っていかないと。
セパンテストは3日間あるから、改善作業の時間はまだありますしね。」
★なお、モトGP正規選手によるセパン公式テストは、2月6〜8日である。
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo: Instagram)
エアロに関してはDUCATI移籍組2人のルーカ、ザルコの意見は大きいかもね
マルケス中心で他ライダーの意見は潰されてきたから変われる可能性はある
幸い優遇措置でトライ&エラーができるから色々聞き入れて欲しいねぇ