アレックス・ロウズ大勝利『最終ラップで泣いてしまった…』

『ロウズ：最終ラップで泣いてしまった…』

★2月23〜25日、フィリップアイランドサーキットでスーパーバイク世界選手権（SBK）の開幕戦が行われた。

★アレックス・ロウズ（カワサキ）が、予選3位、レース1で4位、スーパーポールレースで優勝、レース2でも優勝した。現在、総合首位である。

★コロナ禍以降、勝利から遠ざかっていたカワサキ機が、久しぶりに大活躍した。

★ロウズ選手がレース2終了後、次のように話した。

【レース2は、みごとな勝利で…】
「信じられないような日でね！かなり久しぶりの勝利でしょ…最終ラップなんか、ずっと泣いてたんですよ。
今週末ずっと、スタッフ陣が素晴らしい仕事をしてくれて…本当に、心の底から超嬉しいです。
レース2の前半はカオス状態で…ちょっと前を塞がれてしまって。
そうしたら、目の前にいたラズガットリオグルのマシンが、スッと視界から消えて…一方、レイは酷い転倒をしてましたね。
さいわい、レッドフラッグが出るまでに、僕は5位まで追い上げて行けたんですよ。」

【スーパーポールレース（※短距離レース）も優勝し…】
「目標は好スタートを切って、トップ3〜4位辺りをキープすることだったんです。
まずはリナルディやロカテッリ、バウティスタらと競り合い…最終ラップでは、『ミラーコーナー』でロカテッリに抜かれてしまい…もうちょっとでバウティスタに衝突するとこでした。
さいわい、走行ラインをキープすることができ、バウティスタのそばを走ってました。
（バウティスタが）コーナー進入で苦戦することは分かっていたし、僕の方がグリップがかなり上だったし、コーナー進入ではかなり速かったんですよね。
今日はボクにチャンスが巡ってきたって思ったんで、逃すまいと頑張りました…作戦が功を奏しましたよ。」

『2024 フィリップアイランド SBK レース2リザルト』

『2024 フィリップアイランド SBK SPリザルト』

（参照サイト：『Corse di moto』）
（Photo：Instagram）