MotoGP

『打倒ドゥカティ&バニャイアは、ますます難しくなっている』ジャコモ・アゴスティーニ

『アゴスティーニ:打倒ドゥカティ&バニャイアは、ますます難しくなっている』

★セパンおよびカタールでの冬季テストが終了し、今年もドゥカティ機がさらに進化していることが証明された。
また、フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)も同テストで首位タイムを連発し、相変わらずの好調ぶりを披露した。

ジャコモ・アゴスティーニ氏(1960〜70年代に世界選手権で活躍した元レーサー。計15回タイトル獲得)が、伊紙『Corriere della Sera』のインタビューで次のように話した。

【今シーズンのモトGPについては?】
「勝負の決め手となる要素は色々とあるでしょう…しかし、残念ながら、(強い)選手の多くはドゥカティ機に乗ってるんでね。
しかも、2024年版ドゥカティ機は2023年版の時より、はるかに大きくステップアップしてるじゃないですか。
表彰台や優勝争いは厳しくなるだろうし、そうなるとタイトル争いも大変でしょう。」

【チャンピオン最有力候補は?】
「まずは、バニャイアだと思いますね…2回タイトルを取っているうえ、上手く作業も進めているようでしょ。
そのすぐ後ろに、マルティンが喰い付いていて…あと、バスティアニーニは生粋の才能ですからね…またスパートをかけられるでしょう。
そして、ディ・ジャンナントニオとベッツェッキってとこですかね。」

【バニャイアは今年もタイトルを防衛できそう?】
「それが可能な手札は全て揃ってるでしょうね。以前よりも上手くなっているし、集中力も高まり、真摯なプロフェッショナルになってますから。
経験を重ね、堅実な選手になってますよ…おそらく、現在はキャリア黄金期と言えるんじゃないんですか。
冬季テストでも、そんな様子だったでしょ…まずはマシン作業をしっかりやって、最後の最後に最大プッシュをかけてトップに立っていたでしょ。
ああ言うところが、私に良く似てるんですよねぇ。
現役の頃は私も徹底的に走っては自分自身とマシンにストレスをかけ、研究しまくったもんですよ。
タイムのことばかり考えてると、そうした面がおろそかになんです…そうした面こそ、タイトルを勝ち取るには基本なんですから。」

(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram

POSTED COMMENT

  1. 甦れ!ホンダ・ヤマハ! より:

    なんかオッさんの自慢話みたいに聞こえるんですけど・・・

  2. kinji より:

    ローソンがタイトル取った時、翌年のギャラダウンを提示してホンダに逃げられた間抜けな守銭奴チームオーナーのイメージしかないけどすごい選手だったんですね。

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